株式会社ケイブは、モバイルオンラインゲームの企画・開発・運営を主軸とする「ゲーム事業」と、動画配信者のサポートやSNS広告を扱う「動画配信関連事業」を展開する企業です。
- 主要製品・サービス: 『ゴシックは魔法乙女』、『東方幻想エクリプス』、『モンスターストライク』(連結子会社でらゲーが協力)、『キングダム 乱 -天下統一への道-』など。
- 主要顧客: 株式会社MIXIへの売上高が72.6億円(全体の51.9%)に達しており、特定のプラットフォームおよびパートナーへの依存度が極めて高い構造です。
- 競合環境: スマートフォン向けゲーム市場は参入障壁が低く、国内外の有力企業と激しいシェア争いにさらされています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-05 期末、2025-08-28 提出)収益性
営業利益率
8.1%
≧10%が優良
ROA
8.2%
≧5%が優良
ROE
3.8%
≧10%が優良
ROIC
10.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
13.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
-39.4%
≧10%が優良
EPS成長率
-83.4%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は子会社の連結貢献により139.6億円(前年比13.8%増)と増収を確保したが、利益面では新作の苦戦による多額の減損損失が響き、純利益は2.4億円(同83.3%減)と大幅な減益。
- 動画配信関連事業がM&A効果で売上高4.6倍、黒字転換を達成し新たな収益の柱として台頭したが、主力のゲーム事業における開発コスト増と投資回収の遅れが大きな足かせとなっている。
- 2025年5月期に約13.6億円の減損損失を計上したことで負の遺産を整理した側面はあるが、依然として特定IP(知的財産)およびプラットフォームへの依存リスクが課題。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-05 第3四半期 、2026-04-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -5.7億円 / 予想: 未開示
—
売上高
実績: 26.3億円 / 予想: 未開示
-11.6%
2Q
営業利益
実績: -9.2億円 / 予想: 未開示
—
売上高
実績: 56.0億円 / 予想: 未開示
-11.9%
3Q
営業利益
実績: -10.1億円 / 予想: -6.4億円
—
売上高
実績: 87.5億円 / 予想: 119.0億円
-13.9%
3行解説
- 期待タイトルの早期撤退と事業譲渡に伴い、営業損益は前年同期の8.86億円の黒字から10.09億円の赤字へ転落した。
- 撤退関連の減損損失26.57億円を含む巨額の特別損失を計上し、親会社株主に帰属する四半期純損失は34.06億円に達した。
- 財務体質改善のため会長を引受先とする増資や保険解約を実施し、次期に約2.91億円の営業外収益計上を見込むなど、立て直しを急いでいる。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-13 | 2026年5月期 第3四半期 | — | -1.1% | -6.9% | — | — |
| 2026-01-13 | 2026年5月期 第2四半期 | — | -4.4% | -10.3% | -18.3% | -16.3% |
| 2025-10-10 | 2026年5月期 第1四半期 | — | +2.2% | -5.6% | -12.9% | -25.5% |
| 2025-07-14 | 2025年5月期 通期 | -39.4% | -1.4% | -5.8% | -17.9% | -22.9% |
| 2025-04-11 | 2025年5月期 第3四半期 | -31.9% | +5.5% | +4.4% | +0.7% | +5.4% |
| 2025-01-14 | 2025年5月期 第2四半期 | -41.3% | -0.5% | -11.8% | -8.0% | -13.8% |
有価証券報告書
2025-08-28 有価証券報告書-第31期(2024/06/01-2025/05/31)