GMOペイメントゲートウェイ株式会社(GMO-PG)は、国内最大手の決済代行事業者(PSP)です。オンライン・対面の両領域でクレジットカード決済等のインフラを提供しており、主要製品として「オンライン決済代行」「GMO後払い」「レンディング(融資)」等を手掛けています。主要顧客はBtoC EC事業者から公金、金融機関まで多岐にわたり、約16万の加盟店基盤を有します。競合環境については、決済手数料の低価格化競争があるものの、付加価値サービス(金融、マーケティング支援)やシステム開発力、東証プライム市場上場という信頼性を背景に高い優位性を維持しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-09 期末、2025-12-12 提出)収益性
営業利益率
38.0%
≧10%が優良
ROA
8.3%
≧5%が優良
ROE
20.2%
≧10%が優良
ROIC
16.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
11.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
24.4%
≧10%が優良
EPS成長率
16.7%
≧10%が優良
3行解説
- 主力の決済代行事業がオンライン決済を中心に堅調に推移し、営業利益は前年同期比24.4%増の313.40億円と大幅増益を達成。
- 成長戦略として「2030~2031年に営業利益1000億円」を掲げ、BaaS支援や海外レンディング、M&A(株式会社エンペイの子会社化)により収益源を多角化。
- ROE 20.2%という高い資本効率を維持しつつ、配当は前年の124円から144円へ増配し、次期も170円を予想するなど株主還元に積極的。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-09 第1四半期 、2026-02-12 15:31 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 85.6億円 / 予想: 376.4億円
+18.0%
売上高
実績: 224.9億円 / 予想: 932.4億円
+10.8%
3行解説
- Q1として過去最高業績を更新: 売上収益は前年同期比10.8%増の224.9億円、営業利益は同18.0%増の85.6億円と、主力の決済代行および金融関連事業が牽引し、増収増益の堅調な滑り出し。
- 高付加価値な収益構造へのシフト: 対面分野の端末販売(イニシャル)が大型案件の反動で9.2%減となった一方、継続課金等の「ストック」が19.4%増、「スプレッド」が15.4%増と、利益率の高いリカーリング型収益が成長を加速。
- MSB(金融関連)が第2の柱として躍進: 海外FinTech事業者向けレンディングが前年同期比52.3%増と爆発的に成長し、セグメント利益も27.4%増とグループ全体の利益成長に大きく寄与。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-12 | 2026年9月期 第1四半期 | +18.0% | +0.3% | -14.0% | -6.8% | — |
| 2025-11-13 | 2025年9月期 通期 | +24.4% | -3.8% | +10.5% | +9.1% | +6.4% |
| 2025-08-08 | 2025年9月期 第3四半期 | +20.1% | +0.2% | -7.3% | -5.4% | -7.5% |
| 2025-05-14 | 2025年9月期 第2四半期 | +21.0% | -1.5% | -9.3% | -1.7% | -10.3% |
| 2025-02-12 | 2025年9月期 第1四半期 | +24.4% | +1.7% | -8.1% | -11.4% | +5.3% |
有価証券報告書
2025-12-12 有価証券報告書-第32期(2024/10/01-2025/09/30)