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ウェルス・マネジメント

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3772 スタンダード

ウェルス・マネジメント株式会社は、不動産金融およびホテル運営を主軸とする持株会社です。ラグジュアリーホテルの開発に強みを持ち、投資案件の発掘からアセットマネジメント(AM)、実際のホテル運営までを一気通貫で手掛ける「資産循環型ビジネスモデル」を展開しています。主要なセグメントは以下の3点です。

  • アセットマネジメント事業:不動産投資助言、AM業務。
  • 不動産事業:ホテル開発用不動産の取得・開発・売却。
  • ホテル運営事業:自社開発ホテル等の運営受託(主なブランド:「シックスセンシズ」「バンヤンツリー」等)。

主要顧客は、同社が組成する不動産信託受益権の譲渡先(SPC等)や、資本業務提携先であるサムティ株式会社(議決権所有割合28.47%)です。競合環境としては、外資系・国内大手の不動産デベロッパーやホテル運営会社が挙げられます。

市場ポジション

スタンダード市場 / 不動産業

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)

収益性

営業利益率

13.8%

≧10%が優良

ROA

4.3%

≧5%が優良

ROE

5.8%

≧10%が優良

ROIC

3.3%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

-36.0%

≧10%が優良

営業利益成長率

-16.8%

≧10%が優良

EPS成長率

-40.6%

≧10%が優良

3行解説

  1. 業績の大幅減益:物件売却の翌期繰越しにより、売上高は前年比36.0%減の183.10億円、経常利益は60.3%減の10.49億円と大きく落ち込んだ。
  2. キャッシュフローの悪化:ホテル開発プロジェクトへの積極投資により棚卸資産が418.65億円(総資産の67.4%)に膨らみ、営業CFは30.79億円の赤字となった。
  3. AM・ホテル運営の成長:物件売却は停滞したものの、AM報酬や新規開業ホテルの運営収入は伸長しており、ストック型収益の強化は進んでいる。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 16:00 提出)

進捗

1Q
営業利益
+52.7%
売上高
+88.2%
2Q
営業利益
-275.5%
売上高
+3.7%
3Q
営業利益
-23.3%
売上高
+14.9%
通期
営業利益
売上高
-17.5%

3行解説

  • 2026年3月期は、ホテル運営事業がインバウンド需要で大幅増益(144.7%増)となるも、不動産・AM事業の物件売却の期ずれが響き、営業損失1億円、当期純損失11億円の赤字に転落。
  • 販売用不動産の取得・積み上げにより、総資産は前期比約272億円増の893億円に急拡大した一方、自己資本比率は19.8%まで低下し、財務のレバレッジを強めた構造となっている。
  • 次期(2027年3月期)は大型物件の売却実現を見込み、売上高210億円(39.0%増)、純利益18億円とV字回復による黒字浮上を計画。配当は20円を維持。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-05-12 2026年3月期 通期
2026-02-10 2026年3月期 第3四半期 -23.3% -1.7% -1.0% +1.2%
2025-11-10 2026年3月期 第2四半期 -275.5% +0.9% -3.0% -3.9% -9.6%
2025-08-08 2026年3月期 第1四半期 +52.7% -0.5% -3.3% +6.3% -5.0%
2025-05-13 2025年3月期 通期 -16.8% -0.2% -1.0% -2.5% -8.0%
2025-02-10 2025年3月期 第3四半期 +10.9% +1.4% -3.0% +1.4% +4.3%