株式会社ブロードバンドタワーは、データセンター(DC)運営を核に、クラウドおよびデータソリューションを提供する「コンピュータプラットフォーム事業」と、ケーブルテレビ事業者向け配信サービスを行う「メディアソリューション事業」の2軸で展開しています。
- 主要製品・サービス: 都市型DC(新大手町サイト等)、ストレージ製品(Dell PowerScale/Isilon)、自社クラウド「c9」、動画配信プラットフォーム「JC-HITS」。
- 主要顧客: 任天堂株式会社(当期売上高の15.4%を占める)、LINEヤフー株式会社(前期実績10.6%)。
- 競合環境: DC市場では大手キャリアや外資メガクラウドプロバイダーとの価格・機能競争が激化。メディア事業では動画配信サービスの普及によるケーブルテレビ契約世帯の減少が課題となっています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-19 提出)収益性
営業利益率
5.3%
≧10%が優良
ROA
4.2%
≧5%が優良
ROE
2.5%
≧10%が優良
ROIC
2.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
13.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
21.4%
≧10%が優良
EPS成長率
-22.4%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高はデータソリューション(ストレージ販売)の大型案件獲得により152.9億円(前年同期比13.9%増)と大幅増収を達成。
- 営業利益は21.4%増益の8.1億円を確保した一方、DC設備の減損損失2.7億円の計上により、親会社株主帰属純利益は3.0億円(同22.3%減)に留まる。
- 2026年稼働予定の「石狩再エネデータセンター」を核としたアセットライトな成長戦略へ舵を切るが、2025年12月のサイバー攻撃を受けたセキュリティ対策強化が急務。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-04-30 12:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 2.2億円 / 予想: 5.0億円
+40.9%
売上高
実績: 31.9億円 / 予想: 134.0億円
+2.9%
3行解説
- 第1四半期の純利益が1.3億円となり、通期計画(1億円)を第1四半期時点で既に超過する大幅な進捗を見せた。
- データセンター事業で一部大口解約が発生し減収となるも、ストレージ販売や自治体向け防災DXサービスの伸長が利益を強力に牽引。
- 2026年秋開業予定の石狩再エネデータセンターを軸に、SPCを活用した「アセットライト」なビジネスモデルへの転換を加速。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-30 | 2026年12月期 第1四半期 | +40.9% | +5.0% | +5.4% | — | — |
| 2026-02-06 | 2025年12月期 通期 | +21.4% | -3.8% | +5.9% | +14.6% | +13.5% |
| 2025-10-31 | 2025年12月期 第3四半期 | +10.1% | -0.9% | +3.6% | +4.8% | +5.7% |
| 2025-08-06 | 2025年12月期 第2四半期 | -32.1% | +16.9% | +10.6% | +1.5% | +2.1% |
| 2025-04-30 | 2025年12月期 第1四半期 | +109.2% | -4.2% | -6.6% | -2.9% | +0.8% |
| 2025-02-07 | 2024年12月期 通期 | — | -11.1% | -17.7% | -15.6% | -19.6% |
有価証券報告書
2026-03-19 有価証券報告書-第47期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-19 有価証券報告書-第26期(2024/01/01-2024/12/31)