短信要約
1. 要点(3行)
- 減収減益の着地: 第3四半期累計の売上高は36.14億円(前年同期比2.2%減)、営業利益は7.82億円(同16.8%減)と、主力のeBASE事業における大型案件のカスタマイズ負荷増大が利益を圧迫した。
- リソース枯渇が成長の足かせ: 新規業界向けの「MDM eBASE」大型案件で開発負荷が予想以上に高まり、人的リソースが奪われたことで、既存顧客への深耕営業が停滞したことが主な要因。
- 構造改革への着手: 非効率なカスタマイズを抑制する「パッケージ指向」の徹底や、2026年4月からの製品価格改定を打ち出しており、足元の苦境を脱するための収益性改善策に動いている。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期累計(9ヶ月)の連結実績は以下の通りです。
- 売上高: 36.14億円(前年同期比2.2%減)
- 営業利益: 7.82億円(同16.8%減)
- 経常利益: 8.04億円(同17.6%減)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 5.46億円(同16.0%減)
通期計画に対する進捗率: 売上高は72.3%、営業利益は59.0%にとどまります。前年同期の営業利益進捗率(約54% ※前期通期実績比逆算)と比較すると、数値上は進捗しているように見えますが、これは今期の通期利益計画自体を前期比23.4%減と低く見積もっているためであり、利益の絶対額としての勢いは明らかに減速しています。
3. セグメント別のモメンタム
- eBASE事業(減速): 売上高16.45億円(前年同期比5.2%減)、セグメント利益5.02億円(同23.5%減)。日雑業界での大型案件カスタマイズにSEリソースが集中し、他の営業機会を損失。また、消費者向けアプリ「2nd eBASE」も小売企業のDX導入手順の不透明さから普及が大幅に遅延しています。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 36.1億円 | -2.2% | 37.0億円 |
| 営業利益 | 7.8億円 | -16.8% | 9.4億円 |
| 経常利益 | 8.0億円 | -17.6% | 9.8億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 5.5億円 | -16.0% | 6.5億円 |
| 包括利益 | 5.8億円 | -13.0% | 6.7億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 12.2円 | — | 14.38円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 12.2円 | — | 14.36円 |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 76.1億円 | 81.1億円 |
| 純資産 | 70.8億円 | 73.6億円 |
| 自己資本比率 | 93.1% | 90.7% |
| 自己資本 | 70.8億円 | 73.5億円 |
| 1株当たり純資産 | 159.58円 | 163.84円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 50.0億円 | -8.6% |
| 営業利益 | 13.3億円 | -23.4% |
| 経常利益 | 13.5億円 | -24.9% |
| 当期純利益 | 9.2億円 | -26.4% |
| 1株当たり当期純利益 | 20.51円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 13.9円 | 15.2円 予想 |
| 年間合計 | 13.9円 | 15.2円 予想 |