王子ホールディングス 四半期進捗

決算短信(2026-03 第3四半期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 大幅な営業減益: 売上高はWalki社の買収等で1兆3,930億円(前年同期比0.7%増)と微増も、営業利益は海外パルプ市況の悪化や国内販売数量減により267億円(同53.2%減)と半減した。
  • 構造改革の加速: 王子ネピア江戸川工場の閉鎖や豪州事業の売却など、低収益事業の撤退・縮小を断行する一方で、オーストリアAustroCel社の買収完了などポートフォリオ転換を急いでいる。
  • 特別利益による最終益の下支え: 保有株式の売却益や退職給付信託返還益を計上し、親会社株主に帰属する四半期純利益の進捗率は62.0%を確保したが、本業の収益性回復が急務。

2. 直近の業績と進捗率

第3四半期累計の実績は以下の通りです。

  • 売上高: 1兆3,930億円(前年同期比 0.7%増)
  • 営業利益: 267億円(同 53.2%減)
  • 経常利益: 227億円(同 63.9%減)
  • 四半期純利益: 310億円(同 38.5%減)

通期計画に対する進捗率と勢い: 通期営業利益予想(450億円)に対する進捗率は**59.3%**に留まり、前年同期の進捗率(通期実績721億円に対し実績570億円=79.1%)と比較して勢いは大幅に減速しています。第4四半期に大幅な利益の積み増しが必要な状況であり、計画達成へのハードルは高いと言わざるを得ません。

3. セグメント別のモメンタム

  • 生活産業資材(減速): 売上高 7,066億円(2.8%増)、営業利益 134億円(9.3%減)。Walki社の連結化が寄与したものの、国内では物価高による消費抑制や子供用おむつ事業からの撤退が響き、利益面では苦戦。

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進捗詳細

今期累計実績

2025-04 〜 2025-12

項目 当期 前年比 前年同期 2024-04 〜 2024-12
売上高 13929.5億円 +0.7% 13837.3億円
営業利益 266.7億円 -53.2% 570.3億円
経常利益 227.4億円 -63.9% 630.0億円
当期純利益(親会社帰属) 310.0億円 -38.5% 504.1億円
包括利益 4.2億円 -99.1% 470.5億円
1株当たり当期純利益 33.81円 51.32円
希薄化後1株当たり純利益 33.8円 51.31円

財務状態

項目 2025-12末 2025-03末
総資産 26304.3億円 26350.3億円
純資産 10819.1億円 11327.9億円
自己資本比率 39.8% 41.8%
自己資本 10479.4億円 11017.5億円
1株当たり純資産 1,164.1円 1,177.99円

通期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 18500.0億円 +0.0%
営業利益 450.0億円 -33.5%
経常利益 350.0億円 -49.0%
当期純利益 500.0億円 +8.3%
1株当たり当期純利益 54.25円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 12円 18円
期末 12円 18円 予想
年間合計 24円 36円 予想