巴川コーポレーション 四半期進捗

決算短信(2025-03 第3四半期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 大幅な最終増益と進捗の乖離: 親会社株主に帰属する四半期純利益が前年同期比119.2%増の9.9億円と急拡大。通期計画10億円に対し進捗率99.5%に達したが、営業利益の進捗は57.5%に留まり、営業外収益が下支えする構図。
  • トナー・ディスプレイ事業が牽引: 円安効果に加え、価格転嫁の進展、カラートナーやディスプレイ向け光学フィルムの好調により、主力2事業で大幅な増益を達成。
  • 新規事業とコスト増が重石: 次世代製品(iCas、GREEN CHIP等)への研究開発投資(損失5.7億円)や、原材料価格・人件費の上昇、中国経済低迷に伴う機能性シートの苦戦が利益を圧迫。

2. 直近の業績と進捗率

第3四半期累計(9ヶ月)の実績は以下の通りです。

  • 売上高: 259.3億円(前年同期比+4.0%)
  • 営業利益: 12.6億円(同+29.3%)
  • 経常利益: 14.8億円(同+21.9%)
  • 四半期純利益: 9.9億円(同+119.2%)

通期計画に対する進捗率と分析:

  • 売上高 74.1%、営業利益 57.5%、経常利益 67.4%、純利益 99.5%となっています。
  • 前年同期の営業利益進捗率(通期実績に対し約61%)と比較して、本年度の営業利益の勢いはややスローペースです。一方で純利益が計画目前まで達しているのは、関連会社からの持分法投資利益(2.5億円)や法人税等調整額の減少が寄与しており、本業の収益力強化には依然として課題が残ります。

3. セグメント別のモメンタム

  • トナー事業(勢い:強): 売上高94.7億円(+10.0%)、セグメント利益9.7億円(+111.6%)。円安による海外売上高の底上げと価格転嫁が奏功。

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進捗詳細

今期累計実績

2024-04 〜 2024-12

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2023-12
売上高 259.3億円 +4.0% 249.4億円
営業利益 12.6億円 +29.3% 9.8億円
経常利益 14.8億円 +21.9% 12.2億円
当期純利益(親会社帰属) 9.9億円 +119.2% 4.5億円
包括利益 13.4億円 +29.6% 10.4億円
1株当たり当期純利益 96.47円 43.79円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2024-12末 2024-03末
総資産 467.5億円 457.1億円
純資産 200.4億円 194.0億円
自己資本比率 33.4% 32.2%
自己資本 156.2億円 147.0億円
1株当たり純資産 1,549.65円 1,417.49円

通期予想

2024-04 〜 2025-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 350.0億円 +3.9%
営業利益 22.0億円 +65.3%
経常利益 22.0億円 +33.9%
当期純利益 10.0億円 +68.3%
1株当たり当期純利益 96.42円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 15円 15円 予想
年間合計 15円 15円 予想