短信要約
1. 要点(3行)
- 特大の一過性利益で純利益が急増: 湘南工場の敷地収用に伴う受取補償金148億円を特別利益に計上し、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比14.3%増の301億円と大幅伸長。
- 国内は価格転嫁が進み堅調、軟包装が利益倍増: 昨年実施した製品価格改定が寄与し、板紙・紙加工関連が堅調。特に軟包装関連事業は、三井化学東セロの連結化もあり営業利益が前年同期の40億円から81億円へと100%増を達成。
- 海外事業の急減速が最大の懸念: 欧州の自動車産業低迷の影響で重量物段ボールの採算が悪化。海外セグメントの利益は前年同期の51億円から1.8億円へと96%以上の大幅減益に沈む。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期累計の連結業績は、売上高7,587億円(前年同期比2.3%増)、営業利益330億円(同1.1%減)、経常利益337億円(同4.4%減)となりました。 通期計画(売上高1兆50億円、営業利益400億円)に対する進捗率は以下の通りです。
- 売上高: 75.5%(前年同期比で増収を維持し、概ね計画通り)
- 営業利益: 82.5%(通期予想に対して高い進捗率を確保)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 125.5%(通期計画240億円に対し、301億円と既に超過)
利益面では一過性の補償金により純利益は計画を超過していますが、本業の営業利益ベースでも進捗率は8割を超えており、海外の不振を国内の価格転嫁が補う構図で勢いは維持されています。
3. セグメント別のモメンタム
- 勢いあり:軟包装関連事業
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 7587.5億円 | +2.3% | 7414.9億円 |
| 営業利益 | 330.0億円 | +1.1% | 333.6億円 |
| 経常利益 | 337.1億円 | +4.4% | 352.8億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 301.3億円 | +14.3% | 263.5億円 |
| 包括利益 | 360.9億円 | +6.8% | 338.1億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 121.5円 | — | 106.34円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 13395.2億円 | 12431.2億円 |
| 純資産 | 5283.3億円 | 5002.4億円 |
| 自己資本比率 | 36.6% | 37.3% |
| 自己資本 | 4899.4億円 | 4639.7億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 10050.0億円 | +1.2% |
| 営業利益 | 400.0億円 | +6.9% |
| 経常利益 | 400.0億円 | +2.1% |
| 当期純利益 | 240.0億円 | +17.2% |
| 1株当たり当期純利益 | 96.76円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 15円 | 20円 |
| 期末 | 15円 | 20円 予想 |
| 年間合計 | 30円 | 40円 予想 |
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