笹徳印刷株式会社(Sasatoku Printing Co., Ltd.)は、創業135年を超える老舗の印刷会社です。事業内容は、紙器や軟包装などの「パッケージング分野」と、折込広告やWEBサイト制作などの「コミュニケーション分野」からなる印刷事業の単一セグメントです。
- 主要製品・サービス:菓子・食品用パッケージ、販促什器、マニュアル、パンフレット、デジタルコンテンツ制作、フルフィルメントサービス(発送受託)。
- 主要顧客:王子ネピア株式会社(売上比率9.9%)。
- 競合環境:ペーパーレス化によるプリントメディアの需要減少が続く中、高付加価値パッケージへのシフトとデジタル領域での競争激化に直面しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-06 期末、2025-09-25 提出)収益性
営業利益率
1.5%
≧10%が優良
ROA
1.3%
≧5%が優良
ROE
2.6%
≧10%が優良
ROIC
1.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-3.1%
≧10%が優良
営業利益成長率
-51.0%
≧10%が優良
EPS成長率
-39.3%
≧10%が優良
3行解説
- 業績悪化:売上高は125.55億円(前期比3.1%減)、経常利益は4.20億円(同21.5%減)と、資材高騰やデジタル化による広告需要減で減収減益となった。
- 事業の明暗:パッケージング分野が売上の約7割を占め堅調(前期比4.2%増)な一方、コミュニケーション分野は17.2%減と大きく落ち込み、足かせとなっている。
- キャッシュフローの懸念:営業CFが0.56億円と純利益(2.46億円)を大幅に下回り、現金及び現金同等物の期末残高も17.42億円から6.10億円へ急減している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-06 第3四半期 、2026-05-12 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.1億円 / 予想: 2.0億円
+55.2%
売上高
実績: 27.4億円 / 予想: 130.0億円
-4.1%
2Q
営業利益
実績: 0.9億円 / 予想: 2.0億円
-2.1%
売上高
実績: 61.8億円 / 予想: 130.0億円
-3.6%
3Q
営業利益
実績: 1.7億円 / 予想: 2.0億円
-8.7%
売上高
実績: 93.6億円 / 予想: 130.0億円
-3.4%
3行解説
- 売上高は前年同期比3.3%減、営業利益は8.3%減の減収減益となったが、純利益は1.0%増の2億36百万円と増益を確保した。
- 通期計画に対する利益進捗率が非常に高く、営業利益で84.0%、親会社株主に帰属する四半期純利益では90.8%に達している。
- 紙代・エネルギー価格の高騰や人件費・物流費の増加が利益を圧迫する一方、関東工場の設備増強などパッケージ分野への投資を加速させている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年6月期 第3四半期 | -8.7% | — | — | — | — |
| 2026-02-12 | 2026年6月期 第2四半期 | -2.1% | +1.0% | +0.4% | +3.7% | — |
| 2025-11-12 | 2026年6月期 第1四半期 | +55.2% | +0.3% | +0.7% | -6.1% | -11.3% |
| 2025-08-08 | 2025年6月期 通期 | -51.1% | -2.1% | -4.0% | -2.3% | -3.3% |
| 2025-05-12 | 2025年6月期 第3四半期 | -55.6% | +0.4% | -2.6% | -2.6% | -5.3% |
| 2025-02-12 | 2025年6月期 第2四半期 | -52.7% | +1.5% | -1.8% | +1.8% | +10.1% |
有価証券報告書
2025-09-25 有価証券報告書-第76期(2024/07/01-2025/06/30)