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石原産業 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • キャッシュフローの劇的改善: 徹底した棚卸資産の圧縮により、営業CFが前期の28億円の赤字から183億円の黒字へ急回復した点が最大のサプライズ。
  • 二極化するセグメント: 有機化学(農薬)が欧州向け好調で増益を確保した一方、無機化学(酸化チタン)は中韓製品との競合や市況悪化により利益が半減した。
  • 還元姿勢の強化と強気の次期予想: 次期配当を100円(15円増配)とする方針を公表。来期営業益は43.1%増の150億円を見込み、構造改革によるV字回復を狙う。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の連結業績は、売上高1,451億円(前期比4.9%増)、営業利益104億円(同8.8%減)、経常利益113億円(同23.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益84億円(同5.3%増)となりました。

  • 進捗と勢い: 通期実績は、期初予想(売上1,440億円、営業益100億円)をわずかに上回って着地しました。ただし、無機化学の苦戦により営業利益・経常利益は前期を下回っており、利益面での勢いは足元で減速感があります。一方、純利益が増益となったのは、持分法投資利益の増加や税金費用の減少が寄与しています。

3. セグメント別のモメンタム

  • 有機化学事業(勢い:維持): 売上高677億円(前期比0.9%増)、セグメント利益124億円(同9.8%増)。欧州での殺菌剤販売が湿潤な天候を背景に好調でした。米州では中国製ジェネリック品との価格競争があるものの、主力製品の底堅さが光ります。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 1452.0億円 +4.9% 1384.6億円
営業利益 104.8億円 -8.8% 114.9億円
経常利益 113.9億円 -23.3% 148.5億円
当期純利益(親会社帰属) 84.1億円 +5.3% 79.9億円
包括利益 109.0億円 +6.9% 101.9億円
1株当たり当期純利益 219.98円 209.27円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 2251.0億円 2243.2億円
純資産 1144.5億円 1061.2億円
自己資本比率 50.8% 47.3%
自己資本 1142.7億円 1060.7億円
1株当たり純資産 2,986.82円 2,776.83円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 7.6% 7.9%
ROA(総資産経常利益率) 5.1% 7.0%
売上高営業利益率 7.2% 8.3%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 183.3億円 -28.1億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -114.1億円 -70.4億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -23.4億円 115.2億円
期末現金及び現金同等物残高 249.5億円 199.8億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 1470.0億円 +1.2%
営業利益 150.0億円 +43.1%
経常利益 127.0億円 +11.5%
当期純利益 92.0億円 +9.4%
1株当たり当期純利益 240.46円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 70円 85円
配当性向:当期 38.6% / 前期 33.4% 純資産配当率:当期 2.9% / 前期 2.6%