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デンカ 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 巨額の最終赤字転落と「負の遺産の清掃」: 米国子会社(DPE)の減損損失161億円や大船工場の事業整理損78億円計上により、親会社株主に帰属する当期純損益は123億円の赤字(前期は119億円の黒字)に転落した。
  • 本業は増収増益を確保: 売上高は4,002億円(前期比2.8%増)、営業利益は144億円(同7.7%増)と着実に成長。生成AI用半導体材料の需要拡大や価格改定、円安効果が寄与した。
  • V字回復に向けた強気の来期予想: 2026年3月期は営業利益250億円(前期比73.4%増)と大幅増益を計画。米国子会社の製造設備暫定停止に伴う収支改善を織り込み、配当は100円を維持する方針。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 4,002億51百万円(前期比2.8%増)
  • 営業利益: 144億13百万円(前期比7.7%増)
  • 経常利益: 76億23百万円(前期比39.3%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: △123億円(赤字転落)

【進捗率と勢いの変化】 本資料は通期決算のため、前年実績との比較になります。営業利益・経常利益ともに前期を上回る着地となりましたが、特に経常利益は前期(54億円)から39.3%増と急回復しています。これは営業外での持分法投資利益の増加や為替差損の縮小が寄与しています。一方で、純損益に関しては期中に発生した特損が響き、事前の期待値を大きく下回る結果となりました。

3. セグメント別のモメンタム

  • 電子・先端プロダクツ(勢い:強)

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 4002.5億円 +2.8% 3892.6億円
営業利益 144.1億円 +7.7% 133.8億円
経常利益 76.2億円 +39.3% 54.7億円
当期純利益(親会社帰属) -123.0億円 119.5億円
包括利益 -70.9億円 193.0億円
1株当たり当期純利益 -142.73円 138.61円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 6555.2億円 6162.4億円
純資産 3083.0億円 3169.2億円
自己資本比率 45.2% 49.9%
自己資本 2961.8億円 3075.4億円
1株当たり純資産 3,436.95円 3,568.69円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) -4.1% 4.0%
ROA(総資産経常利益率) 1.2% 0.9%
売上高営業利益率 3.6% 3.4%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 186.2億円 362.6億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -595.9億円 -225.7億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 401.2億円 7.1億円
期末現金及び現金同等物残高 370.0億円 353.9億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 4100.0億円 +2.4%
営業利益 250.0億円 +73.4%
経常利益 190.0億円 +149.2%
当期純利益 150.0億円
1株当たり当期純利益 174.06円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 60円 50円
期末 40円 50円
配当性向:当期 — / 前期 72.1% 純資産配当率:当期 2.9% / 前期 2.9%