短信要約
1. 要点(3行)
- AI需要が牽引する電子材料とPVC市況悪化の強弱入り混じる決算: 電子材料事業はAI関連の活況で増収を確保したが、主力の生活環境基盤材料(塩化ビニル等)が北米・アジアの市況軟化により営業利益33%減と大きく足を引っ張った。
- 通期計画に対し利益進捗50%超、保守的な計画を堅持: 上半期営業利益は3,339億円(前年同期比17.7%減)となったが、通期予想(6,350億円)に対する進捗率は52.6%と5割を超え、会社側は「7月公表の予想に対し順調な進捗」と自信を見せる。
- 巨額の自己株式取得を断行、財務健全性は維持: 当中間期に4,000億円(約8,739万株)の自己株式取得を実行。営業キャッシュフローは減少したものの、依然として6,201億円の現預金を保有し、強固な財務基盤背景に株主還元と成長投資を両立。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第2四半期(累計)の着地は以下の通りです。
- 売上高: 1兆2,845億円(前年同期比1.4%増)
- 営業利益: 3,339億円(同17.7%減)
- 経常利益: 3,673億円(同17.1%減)
- 親会社株主に帰属する中間純利益: 2,578億円(同12.3%減)
**通期計画(営業利益6,350億円)に対する進捗率は52.6%**となりました。前年同期の進捗率(54.6%)と比較すると勢いはやや鈍化していますが、会社側は「7月時点の予想に対し営業利益で53%、純利益で55%の進捗」としており、社内計画比では上振れ含みの推移となっています。
3. セグメント別のモメンタム
- 電子材料事業(勢い:強):
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-04 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 12845.2億円 | +1.4% | 12664.6億円 |
| 営業利益 | 3339.3億円 | +17.7% | 4057.0億円 |
| 経常利益 | 3673.4億円 | +17.1% | 4429.2億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 2578.4億円 | +12.3% | 2941.2億円 |
| 包括利益 | 787.9億円 | +88.2% | 6650.1億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 136.61円 | — | 147.83円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 136.56円 | — | 147.68円 |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 53567.2億円 | 56366.0億円 |
| 純資産 | 43814.3億円 | 48375.8億円 |
| 自己資本比率 | 78.7% | 82.6% |
| 自己資本 | 42167.9億円 | 46562.4億円 |
| 1株当たり純資産 | 2,251.21円 | 2,375.48円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 24000.0億円 | +6.3% |
| 営業利益 | 6350.0億円 | +14.4% |
| 経常利益 | 7000.0億円 | +14.7% |
| 当期純利益 | 4700.0億円 | +12.0% |
| 1株当たり当期純利益 | 250円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 53円 | 53円 |
| 期末 | 53円 | 53円 予想 |
| 年間合計 | 106円 | 106円 予想 |
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