丸尾カルシウム株式会社は、1926年創業の炭酸カルシウム専門メーカーです。地球資源である石灰石を主原料とし、合成樹脂、塗料、ゴム、紙、製薬、食品などの幅広い産業向けに、充填剤や添加剤としての各種炭酸カルシウム(化合炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム等)を製造・販売しています。主力製品は、プラスチックの補強や塗料の粘性調節に使われる微細な化合炭酸カルシウムです。競合環境としては、国内外の化学素材メーカーが挙げられますが、同社は微粒子の制御技術や表面処理技術に強みを持っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
0.0%
≧10%が優良
ROA
0.0%
≧5%が優良
ROE
1.5%
≧10%が優良
ROIC
0.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-0.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
-95.8%
≧10%が優良
EPS成長率
-39.4%
≧10%が優良
3行解説
- 2025年3月期の売上高は128.43億円(前期比0.4%減)とほぼ横ばいだが、営業利益はコスト高や生産トラブルが響き、0.05億円(同95.8%減)と大幅な減益。
- 中長期的な経営指標としてROE 8%を掲げ、AIを駆使した生産システムの確立や、2050年のカーボンニュートラル達成に向けた焼成技術の進化に注力。
- 自己資本比率は57.8%と健全性を維持しており、業績悪化の中でも1株当たり30円の配当を維持し、機動的な自社株買い(約0.8億円)を実施するなど株主還元を継続。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 14:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.4億円 / 予想: 1.0億円
—
売上高
実績: 29.9億円 / 予想: 130.0億円
-8.7%
2Q
営業利益
実績: -0.2億円 / 予想: 1.0億円
—
売上高
実績: 60.3億円 / 予想: 130.0億円
-6.8%
3Q
営業利益
実績: 0.6億円 / 予想: 1.0億円
+12.2%
売上高
実績: 92.8億円 / 予想: 130.0億円
-6.0%
通期
営業利益
実績: 0.8億円 / 予想: 未開示
+1600.0%
売上高
実績: 126.4億円 / 予想: 未開示
-1.6%
3行解説
- 売上高は住宅関連や海外需要の減少により126億39百万円(前年同期比1.6%減)となったが、価格改定とコスト削減により営業利益は85百万円(前年同期は5百万円)と大幅な増益を達成。
- 親会社株主に帰属する当期純利益は、政策保有株式の売却益計上などにより2億93百万円(前年同期比97.5%増)とほぼ倍増し、年間配当は記念配当を含め前期の2倍となる60円を決定。
- 次期予想では売上高130億円(2.9%増)と増収を見込む一方、今期の売却益等の剥落により、純利益は1億50百万円(48.9%減)と大幅な減益となる見通し。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | +1600.0% | — | — | — | — |
| 2026-02-06 | 2026年3月期 第3四半期 | +12.2% | +2.9% | -2.2% | +1.6% | +0.7% |
| 2025-11-12 | 2026年3月期 第2四半期 | — | -2.0% | +1.4% | -4.4% | -8.0% |
| 2025-08-07 | 2026年3月期 第1四半期 | — | +0.5% | -5.3% | -6.2% | -9.1% |
| 2025-05-12 | 2025年3月期 通期 | -96.4% | -0.2% | +0.9% | -1.7% | -1.0% |
| 2025-02-07 | 2025年3月期 第3四半期 | -73.4% | +0.5% | +2.2% | +6.3% | +13.9% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第77期(2024/04/01-2025/03/31)