株式会社グローバルインフォメーション(GII)は、世界各国の調査出版会社と提携し、市場・技術動向に関する英文調査レポートをローカライズして提供する情報プラットフォーム事業を主軸としています。主要製品は「市場調査レポート(売上の79.2%)」であり、製造業やシンクタンクを主要顧客としています。競合環境としては、安価な労働力とAI技術を武器とするインド・中国系の新興調査会社の台頭や、仕入先である調査会社による直販体制の強化が脅威となっています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-25 提出)収益性
営業利益率
12.4%
≧10%が優良
ROA
10.0%
≧5%が優良
ROE
9.3%
≧10%が優良
ROIC
8.5%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-6.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
-27.3%
≧10%が優良
EPS成長率
-26.6%
≧10%が優良
3行解説
- 検索エンジンのアルゴリズム変更や競合激化により、主力商品である市場調査レポートの受注が低迷し、減収減益となった。
- 既存レポート販売は苦戦する一方、顧客の個別ニーズに応える「委託調査事業」が前年同期比63.2%増と急成長し、新たな柱へ。
- 自己資本比率79.5%、現預金約19億円と財務は極めて健全だが、配当性向83.4%と極端に高く、成長投資と還元のバランスが課題。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 2.0億円 / 予想: 3.0億円
-36.0%
売上高
実績: 9.1億円 / 予想: 27.6億円
-17.5%
3行解説
- 2026年12月期第1四半期は、主力の市場調査レポート事業が国内外で苦戦し、売上高は前年同期比17.5%減の9.05億円、営業利益は35.9%減の1.99億円と大幅な減収減益となった。
- 国内本社の受注数量の低迷に加え、韓国支店におけるレポート販売および年間情報サービスが引き続き低調に推移したことが業績を押し下げた。
- 通期計画に対する利益進捗率は60%を超えて推移しているものの、第1四半期時点では前年同期の勢いを下回るスタートとなっている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年12月期 第1四半期 | -36.0% | — | — | — | — |
| 2026-02-10 | 2025年12月期 通期 | -27.2% | +0.1% | +2.5% | +1.7% | — |
| 2025-11-12 | 2025年12月期 第3四半期 | -16.1% | -1.3% | +1.7% | -1.2% | -11.4% |
| 2025-08-12 | 2025年12月期 第2四半期 | -8.3% | -1.9% | -3.9% | -3.9% | -3.1% |
| 2025-05-13 | 2025年12月期 第1四半期 | +4.7% | -2.9% | -1.5% | +2.7% | +0.4% |
| 2025-02-10 | 2024年12月期 通期 | -16.9% | +0.0% | -2.8% | -3.9% | +3.3% |
有価証券報告書
2026-03-25 有価証券報告書-第31期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-27 有価証券報告書-第30期(2024/01/01-2024/12/31)