短信要約
1. 要点(3行)
- 収益回復と増収増益の着地: 売上収益は前年同期比5.0%増の1兆3,388億円、コア営業利益は4.7%増の758億円と、マクロ環境の不透明感の中でも着実な成長を確保。
- 通期売上予想の上方修正、利益は据え置き: ナフサ価格上昇に伴う販売価格への転嫁と為替影響で通期売上予想を550億円上方修正したが、市況低迷の影響で利益目標は変更なし。
- セグメント間の明暗: モビリティおよびライフ&ヘルスケアが堅調に推移する一方、ベーシック&グリーンはエチレンプラントの再開延期が響き、赤字幅が拡大する二極化の様相。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期(9ヶ月累計)の業績は、売上収益1兆3,388億円(前年同期比5.0%増)、コア営業利益758億円(同4.7%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益377億円(同1.2%増)となりました。
通期計画(上方修正後)に対する進捗率は以下の通りです:
- 売上収益: 73.4% (前年同期の進捗率:72.8%)
- コア営業利益: 72.2% (前年同期の進捗率:75.2%)
- 当期利益: 67.3% (前年同期の進捗率:69.3%)
分析: 売上収益の進捗は前年並みで順調ですが、利益面での進捗率は前年同期を数ポイント下回っています。これは、ベーシック&グリーンセグメントにおけるプラントトラブルや需要回復の遅れが利益の重石となっているためです。第4四半期に相応の利益積み上げが必要な状況です。
3. セグメント別のモメンタム
- 【勢い】ライフ&ヘルスケア: コア営業利益209億円(前年同期比+24億円)。ビジョンケア(メガネレンズ材料)が引き続き堅調で、農業化学品も海外での出荷時期ずれはあるものの底堅い。
続きで読める項目(スタンダードプラン以上)
- 🔒 直近の業績と進捗率
- 🔒 セグメント別のモメンタム
- 🔒 予想の修正と背景
- 🔒 キャッシュフローと財務の急変
- 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
- 🔒 懸念点と不確実性
- 🔒 総評
上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 13388.4億円 | +5.0% | 12745.3億円 |
| 営業利益 | 669.0億円 | +11.5% | 600.2億円 |
通期予想
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 18250.0億円 | +4.3% |
| 営業利益 | 940.0億円 | +26.8% |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 70円 | 75円 |
| 期末 | 70円 | 75円 予想 |
| 年間合計 | 140円 | 150円 予想 |