三菱ケミカルグループ 四半期進捗

決算短信(2026-03 第1四半期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 非継続事業(製薬)分類による大幅な見かけ上の減収減益: 田辺三菱製薬の譲渡承認に伴い、同事業を非継続事業に分類。売上収益が前年同期比13.4%減の8,806億円となるなど、会計上の組替が表面的な数値に大きく影響している。
  • スペシャリティマテリアルズの底堅さとMMAの苦戦: 半導体関連の価格改定や包材需要の回復でスペシャリティ部門は増益(+26億円)したが、MMAモノマーの市況下落が響き、MMA部門は大幅減益(△71億円)と明暗が分かれた。
  • ポートフォリオ改革の進展と大型買収の実施: 製薬事業の切り離しが決定した一方、2025年7月付で豪Coregas社を約713億円で買収。産業ガス事業を成長の柱に据える戦略が鮮明化している。

2. 直近の業績と進捗率

2026年3月期 第1四半期の着地は以下の通りです。

  • 売上収益: 8,806億円(前年同期比13.4%減)
  • コア営業利益: 565億円(同11.1%減)
  • 営業利益: 609億円(同9.3%減)
  • 親会社の所有者に帰属する四半期利益: 196億円(同50.5%減)

通期計画に対する進捗率と勢い:

  • 売上収益: 23.5%(通期予想3兆7,400億円に対して)
  • コア営業利益: 21.3%(通期予想2,650億円に対して)
  • 当期利益: 13.5%(通期予想1,450億円に対して) 前年同期の売上進捗(継続事業ベースの遡及修正値との比較)と概ね同水準ですが、コア営業利益の進捗は25%を下回っており、ややスロースタートな印象です。特に最終利益は、非継続事業の影響や税負担のタイミングにより進捗が遅れています。

3. セグメント別のモメンタム

  • スペシャリティマテリアルズ(勢い:あり): コア営業利益141億円(前年同期比26億円増)。EV向け需要減はあったものの、半導体関連の販売価格向上やバリア包材の数量回復、合理化効果が寄与。

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進捗詳細

今期累計実績

2025-04 〜 2025-06

項目 当期 前年比 前年同期 2024-04 〜 2024-06
売上高 8806.5億円 -13.4% 10170.0億円
営業利益 609.1億円 -9.3% 671.8億円

通期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 37400.0億円 -5.3%
営業利益 2020.0億円 +42.7%

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 16円 16円 予想
期末 16円 16円 予想
年間合計 32円 32円 予想