株式会社アスマークは、マーケティング・リサーチ事業を主軸とする企業です。自社パネル(アンケート回答者組織)「D style web」を運営しており、有効パネル数は100万人超、提携先を含めたネットワークは国内1,900万人に達します。
- 主要サービス:オンラインリサーチ、オフラインリサーチ(会場調査・座談会等)、およびリサーチ対象者を抽出するパネル・リクルーティングを展開。また、従業員満足度調査等の「HRテック事業」を第二の柱として育成中です。
- 主要顧客:調査会社、広告代理店、一般消費財メーカー、マスコミ関連など1,119社。
- 競合環境:ネットリサーチの普及により参入障壁が下がる一方、大手調査会社による「案件の内製化」が進んでおり、従来の請負型ビジネスは競争が激化しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-11 期末、2026-02-27 提出)収益性
営業利益率
6.3%
≧10%が優良
ROA
11.1%
≧5%が優良
ROE
12.6%
≧10%が優良
ROIC
12.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
—
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 連結売上高は44.16億円となったが、単体ベースでは主要取引先(調査会社)の内製化影響により減収減益と、既存ビジネスモデルに転換期が到来している。
- 積極的なM&A(販売促進研究所の連結化やリーン・ニシカタの買収)により、単純な実査から高付加価値なデータ分析・コンサル領域へのシフトを加速させている。
- 自己資本比率62.6%、配当性向48.7%と極めて健全な財務基盤と高い還元姿勢を維持しつつ、AI投資や組織強化で「労働力不足解決」を狙う成長戦略を描く。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-11 第1四半期 、2026-04-14 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.5億円 / 予想: 2.0億円
-52.6%
売上高
実績: 12.0億円 / 予想: 47.0億円
-1.3%
3行解説
- 第1四半期(1Q)は売上高11.99億円(前年同期比1.3%減)、営業利益0.54億円(同52.4%減)と、減収大幅減益での着地となった。
- 調査会社からの受注は復調傾向にあるものの、事業会社からの受注が伸び悩み、インターネットリサーチの減少による外注比率の上昇が利益を圧迫した。
- M&Aにより株式会社リーン・ニシカタを連結子会社化したほか、人的資本投資を計画通り進めるなど、将来成長に向けたコスト先行の局面が鮮明となっている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-14 | 2026年11月期 第1四半期 | -52.6% | -0.9% | -1.9% | — | — |
| 2026-01-14 | 2025年11月期 通期 | — | -1.2% | +0.5% | -5.9% | +0.7% |
| 2025-10-14 | 2025年11月期 第3四半期 | — | +1.3% | -4.2% | -4.0% | -13.1% |
| 2025-07-14 | 2025年11月期 第2四半期 | — | +0.5% | +0.5% | -7.7% | -9.1% |
| 2025-04-14 | 2025年11月期 第1四半期 | — | -0.2% | -3.7% | -13.7% | -13.8% |
| 2025-01-14 | 2024年11月期 通期 | +13.6% | +0.7% | +1.3% | -1.9% | -0.8% |
有価証券報告書
2026-02-27 有価証券報告書-第24期(2024/12/01-2025/11/30)
2025-02-27 有価証券報告書-第23期(2023/12/01-2024/11/30)