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UBE 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 構造改革に伴う大幅な最終赤字: 樹脂・化成品セグメントにおけるベーシック事業(アンモニア等)の減損損失291億円を特別損失として計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は48億円の赤字(前期は290億円の黒字)へ転落した。
  • スペシャリティ化への加速と大型買収の完了: 業績は振るわないものの、ドイツLANXESS社のウレタンシステムズ事業買収(約807億円)を2025年4月1日付で完了。市況に左右されにくい「スペシャリティ化学」へのポートフォリオ転換を鮮明にしている。
  • 来期はV字回復の強気予想: 2026年3月期の連結営業利益は前年比38.5%増の250億円、純利益は275億円の黒字化を見込む。構造改革による膿出し完了と買収事業のフル寄与を前提とした強気の計画を掲げた。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の着地は以下の通り。

  • 売上高: 4,868億円(前期比 +4.0%)
  • 営業利益: 180億円(前期比 △19.6%)
  • 経常利益: 224億円(前期比 △38.4%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: △48億円(前期は289億円の黒字)

進捗率と勢いの変化: 本決算のため通期計画に対する進捗は100%だが、期初予想(営業利益220億円)に対しては81.8%の到達に留まり、下振れて着地した。特に第4四半期に構造改革費用や減損を集中させたことで、前年同期の勢いからは大きく減速。ただし、これは次期以降の収益性改善を目的とした意図的な「膿出し」の側面が強い。

3. セグメント別のモメンタム

  • 機能品(勢い:停滞): 売上高662億円(+3.8%)、営業利益117億円(△3.6%)。EV向けセラミックス等は堅調だが、スマートフォンや大型ディスプレイ向けのポリイミドが低調。分離膜の在庫調整も響いた。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 4868.0億円 +4.0% 4682.4億円
営業利益 180.4億円 -19.6% 224.6億円
経常利益 223.7億円 -38.4% 363.3億円
当期純利益(親会社帰属) -48.2億円 289.8億円
包括利益 -63.5億円 586.3億円
1株当たり当期純利益 -49.6円 298.59円
希薄化後1株当たり純利益 298.45円

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 8656.7億円 7890.3億円
純資産 4120.1億円 4293.6億円
自己資本比率 45.6% 51.8%
自己資本 3950.8億円 4086.9億円
1株当たり純資産 4,067.9円 4,210.11円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) -1.2% 7.5%
ROA(総資産経常利益率) 2.7% 4.8%
売上高営業利益率 3.7% 4.8%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 358.4億円 529.6億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -631.5億円 -333.2億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 1058.5億円 -157.1億円
期末現金及び現金同等物残高 1154.4億円 358.6億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 4900.0億円 +0.7%
営業利益 250.0億円 +38.5%
経常利益 375.0億円 +67.6%
当期純利益 275.0億円
1株当たり当期純利益 283.15円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 50円 55円
期末 55円 55円
配当性向:当期 — / 前期 35.2% 純資産配当率:当期 2.7% / 前期 2.6%