- 事業内容: 発泡プラスチックス(ポリスチレン発泡体等)の最大手。樹脂の製造からシート、成形加工品、最終商品の販売まで一貫して展開。
- 主要製品: 食品容器用「エスレンシート」、自動車部材・梱包材用「ピオセラン」、工業用微粒子「テクポリマー」、機能性ゲル「テクノゲル」など。
- 主要顧客: 株式会社エフピコ(売上高の14.6%、約200.2億円)が最大の販売先。
- 競合環境: 素材メーカーとしての技術力は高いが、欧州を中心とした自動車産業の停滞や原材料(スチレンモノマー)価格の変動、エネルギーコスト上昇の影響を強く受ける環境にある。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
0.5%
≧10%が優良
ROA
0.5%
≧5%が優良
ROE
-11.8%
≧10%が優良
ROIC
0.5%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
5.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
-49.2%
≧10%が優良
EPS成長率
-678.6%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は1,370.7億円(前期比5.2%増)と増収を確保したが、欧州事業の不振とコスト増で営業利益は6.4億円(同49.2%減)と大幅減益。
- 欧州連結子会社Proseatグループの業績悪化に伴い、減損損失40.7億円を含む55.7億円の特別損失を計上し、親会社株主に帰属する当期純損失は62.8億円と赤字転落。
- 2025年6月、長年の足かせとなっていた欧州子会社6社の譲渡を決定。構造改革による「負の遺産」の切り離しと、新中期経営計画による収益改善を急ぐ。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-08 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 2.6億円 / 予想: 18.0億円
—
売上高
実績: 319.6億円 / 予想: 1140.0億円
-5.4%
2Q
営業利益
実績: 7.8億円 / 予想: 23.5億円
+900.0%
売上高
実績: 657.1億円 / 予想: 1140.0億円
-4.8%
3Q
営業利益
実績: 17.0億円 / 予想: 23.5億円
+482.8%
売上高
実績: 904.1億円 / 予想: 1140.0億円
-13.0%
通期
営業利益
実績: 25.5億円 / 予想: 未開示
+298.1%
売上高
実績: 1139.3億円 / 予想: 未開示
-16.9%
3行解説
- 2026年3月期は構造改革に伴う欧州子会社(Proseatグループ)の譲渡により、売上高が前期比16.9%減と大きく縮小した一方、営業利益は前期比約4倍(298.0%増)の25.5億円へと急回復しました。
- 前期の62.8億円の純損失から、今期は21.4億円の純利益へと黒字転換を達成。収益改善施策や繰延税金資産の計上が利益を押し上げました。
- 構造改革の進展を背景に、年間配当を前期の3円から15円へと大幅に増配。次期(2027年3月期)も17円への増配を予想しており、株主還元姿勢を強めています。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-08 | 2026年3月期 通期 | +298.1% | +0.9% | — | — | — |
| 2026-01-30 | 2026年3月期 第3四半期 | +482.8% | +0.6% | +8.9% | +17.4% | +4.9% |
| 2025-10-31 | 2026年3月期 第2四半期 | +900.0% | -1.2% | -3.6% | +5.1% | +9.4% |
| 2025-07-31 | 2026年3月期 第1四半期 | — | +0.4% | +2.0% | +0.9% | -2.3% |
| 2025-05-09 | 2025年3月期 通期 | -49.2% | +4.2% | -2.2% | -3.2% | -0.4% |
| 2025-01-31 | 2025年3月期 第3四半期 | -40.9% | -0.5% | +1.3% | +3.9% | +5.2% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第81期(2024/04/01-2025/03/31)