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ライオン事務器 事業分析

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有価証券報告書(2025-09 期末)・連結

企業解説

1. 企業概要

株式会社ライオン事務器は、1792年創業の老舗で、文具・事務用品、オフィス家具、事務機器の製造販売を主軸とする企業です。

  • 主要製品・サービス: 文具(ファイル、ステープラ等)、オフィス家具(デスク、チェアー、個室ブース「DelicaBooth」)、ICT機器(GIGAスクール関連端末等)、ECプラットフォーム「ナビリオン(NAVILION)」。
  • 主要顧客: 全国の文具・オフィス用品販売店、民間企業、官公庁、教育機関。特に株式会社大塚商会は筆頭株主かつその他の関係会社であり、売上の12.9%(47.8億円)、仕入の14.8%を占める最大のパートナーです。
  • 競合環境: 異業種からの参入を含む激しい価格競争に加え、ペーパーレス化による文具需要の減退にさらされています。

2. 要点(3行)

  1. 文教事業が業績を牽引: GIGAスクール構想第1期の端末更新需要により、文教事業の売上高が前期比18.5%増と急伸し、連結全体でも増収増益を達成。
  2. キャッシュフローの質の悪化: 純利益9.1億円に対し、営業CFは△0.06億円の赤字。棚卸資産が約15.3億円増加したことが主因で、資金効率に課題。
  3. 上場による新局面: 2025年10月に東証スタンダード市場へ上場。大塚商会との提携関係は維持しつつ、ソリューション提案型ビジネスへの転換を急ぐ。

3. 業績・収益性のトレンド

  • 売上高: 370.2億円(前期比6.1%増)。

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  • 🔒 業績・収益性のトレンド
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市場ポジション

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市場内 業種内
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業績チャート

成長性の軌跡

● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)

資本効率の解剖

ROE

デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)

還元と評価

■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向

キャッシュフローの質

■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)

財務諸表

経営指標

項目 2021年09月期2022年09月期2023年09月期2024年09月期2025年09月期
連結経営指標等
売上高 479.2億円 339.4億円 330.2億円 348.9億円 370.2億円
経常利益又は経常損失(△) 16.5億円 10.5億円 11.1億円 11.7億円 12.8億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 13.4億円 7.2億円 8.1億円 7.6億円 9.1億円
包括利益 13.9億円 8.2億円 8.6億円 8.5億円 8.9億円
純資産額 92.1億円 98.7億円 106.7億円 114.2億円 122.3億円
総資産額 259.5億円 235.5億円 233.4億円 232.8億円 250.6億円
1株当たり純資産額 307.91円/株 330.26円/株 357.11円/株 382.49円/株 409.36円/株
1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) 44.95円/株 24.06円/株 27.11円/株 25.52円/株 30.55円/株
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
自己資本比率 35.4% 41.9% 45.7% 49.1% 48.8%
自己資本利益率 15.8% 7.5% 7.9% 6.9% 7.7%
株価収益率
営業活動によるキャッシュ・フロー 62.0億円 -32.6億円 -5.0億円 17.5億円 -0.1億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -1.6億円 -4.6億円 -3.5億円 -1.3億円 -2.2億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -3.6億円 0.1億円 -2.0億円 -2.0億円 -1.8億円
現金及び現金同等物の残高 92.4億円 57.6億円 48.8億円 63.6億円 59.1億円
従業員数 50400.0% 49900.0% 48900.0% 47500.0% 48700.0%
平均臨時雇用人員 12400.0% 11400.0% 12500.0% 12500.0% 12700.0%

貸借対照表

項目 前期当期
貸借対照表
資産の部
流動資産 164.3億円 183.4億円
固定資産 68.5億円 67.2億円
資産 232.8億円 250.6億円
負債の部
流動負債 93.8億円 104.0億円
固定負債 24.6億円 24.3億円
負債 118.5億円 128.3億円
純資産の部
株主資本 99.2億円 107.4億円
評価・換算差額等 15.1億円 14.9億円
純資産 114.2億円 122.3億円
負債純資産 232.8億円 250.6億円

損益計算書

項目 前期当期
損益計算書
売上高 348.9億円 370.2億円
売上原価 262.4億円 279.6億円
売上総利益又は売上総損失(△) 86.5億円 90.6億円
販売費及び一般管理費 75.6億円 78.7億円
営業利益又は営業損失(△) 10.9億円 11.9億円
営業外収益 1.1億円 1.2億円
営業外費用 0.4億円 0.3億円
経常利益又は経常損失(△) 11.7億円 12.8億円
特別利益 0.0億円
特別損失 0.3億円 0.0億円
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 11.3億円 12.7億円
法人税、住民税及び事業税 3.9億円 3.3億円
法人税等還付税額 0.0億円 0.0億円
法人税等調整額 -0.2億円 0.3億円
法人税等 3.7億円 3.6億円
当期純利益又は当期純損失(△) 7.6億円 9.1億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 7.6億円 9.1億円

キャッシュフロー計算書

項目 前期当期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー 17.5億円 -0.1億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -1.3億円 -2.2億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -2.0億円 -1.8億円
現金及び現金同等物に係る換算差額 0.5億円 -0.4億円
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 14.8億円 -4.4億円
現金及び現金同等物の残高 63.6億円 59.1億円
現金及び現金同等物の残高 63.6億円 59.1億円