株式会社ライオン事務器は、1792年創業の老舗で、文具・事務用品、オフィス家具、事務機器の製造販売を主軸とする企業です。
- 主要製品・サービス: 文具(ファイル、ステープラ等)、オフィス家具(デスク、チェアー、個室ブース「DelicaBooth」)、ICT機器(GIGAスクール関連端末等)、ECプラットフォーム「ナビリオン(NAVILION)」。
- 主要顧客: 全国の文具・オフィス用品販売店、民間企業、官公庁、教育機関。特に株式会社大塚商会は筆頭株主かつその他の関係会社であり、売上の12.9%(47.8億円)、仕入の14.8%を占める最大のパートナーです。
- 競合環境: 異業種からの参入を含む激しい価格競争に加え、ペーパーレス化による文具需要の減退にさらされています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-09 期末、2025-12-25 提出)収益性
営業利益率
3.2%
≧10%が優良
ROA
4.9%
≧5%が優良
ROE
7.7%
≧10%が優良
ROIC
6.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
6.1%
≧10%が優良
営業利益成長率
9.2%
≧10%が優良
EPS成長率
19.7%
≧10%が優良
3行解説
- 文教事業が業績を牽引: GIGAスクール構想第1期の端末更新需要により、文教事業の売上高が前期比18.5%増と急伸し、連結全体でも増収増益を達成。
- キャッシュフローの質の悪化: 純利益9.1億円に対し、営業CFは△0.06億円の赤字。棚卸資産が約15.3億円増加したことが主因で、資金効率に課題。
- 上場による新局面: 2025年10月に東証スタンダード市場へ上場。大塚商会との提携関係は維持しつつ、ソリューション提案型ビジネスへの転換を急ぐ。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-09 第2四半期 、2026-05-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.2億円 / 予想: 13.1億円
—
売上高
実績: 91.2億円 / 予想: 404.5億円
—
2Q
営業利益
実績: 14.3億円 / 予想: 14.0億円
+37.1%
売上高
実績: 251.1億円 / 予想: 407.2億円
+20.5%
3行解説
- GIGAスクール構想関連の大幅な伸長: 文教事業が前年同期比63.0%増と急成長し、全体の増収増益を強力に牽引。
- 第2四半期で通期利益目標を超過: 営業利益は14.29億円に達し、通期計画(14.00億円)を上半期のみで102.1%達成する異例の進捗。
- 新規上場と記念配当: 2025年10月の東証スタンダード市場上場に伴い、第2四半期末に8円の記念配当を実施し、年間配当は前期比3倍の15円を予定。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年9月期 第2四半期 | +37.1% | — | — | — | — |
| 2026-02-12 | 2026年9月期 第1四半期 | — | -1.8% | -8.4% | -4.6% | — |
| 2025-11-14 | 2025年9月期 通期 | +9.2% | +1.3% | +5.5% | +7.7% | +18.7% |
有価証券報告書
2025-12-25 有価証券報告書-第125期(2024/10/01-2025/09/30)