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恵和 事業分析

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有価証券報告書(2025-12 期末)・連結

企業解説

1. 企業概要

恵和株式会社(KEIWA)は、独自のシーティング、ラミネーティング、コーティング技術をコアとした高機能フィルムメーカーです。売上高の約8割を占める「光学製品事業」では、液晶ディスプレイ用の光拡散フィルム「オパルス」や、次世代ミニLED液晶向けの複合拡散板「オパスキ」を展開しており、主にノートPC、タブレット、車載ディスプレイ向けに供給しています。主要顧客は、台湾のバックライトユニットメーカーである瑞儀光電(Coretronic)で、連結売上高の48.07%(98.4億円)を占めています。「機能製品事業」では、医療用工程フィルム、合成皮革用工程紙、EV用バッテリー資材などを製造しています。競合環境としては、液晶市場の価格競争が激化する一方、車載やミニLEDといった高付加価値領域での差別化を図っています。

2. 要点(3行)

  • 主力液晶向けフィルムの需要軟化と不採算事業からの撤退費用により減益となったが、自己資本比率は77.1%まで上昇し財務基盤は極めて強固。
  • 成長投資を「ミニLED用複合拡散板」と「車載・医療分野」へ集中させ、不採算の「地球の絆創膏事業」を廃止したことで事業ポートフォリオの最適化を断行。
  • 株主資本配当率(DOE)4%および配当性向30%を目標とする新還元方針を導入し、増配と大規模な自社株買い(約9.5億円)を実施するなど株主還元を強化。

3. 業績・収益性のトレンド

当連結会計年度の売上高は204.73億円(前期比3.1%減)、営業利益は42.86億円(同9.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は22.68億円(同18.7%減)となりました。PC・タブレット市場の回復が足踏みしたことや、不採算事業の整理に伴う特別損失が利益を圧迫しました。

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業績チャート

成長性の軌跡

● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)

資本効率の解剖

ROE

デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)

還元と評価

■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向

キャッシュフローの質

■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)

財務諸表

経営指標

項目 2021年12月期2022年12月期2023年12月期2024年12月期2025年12月期
連結経営指標等
売上高 181.3億円 211.0億円 175.7億円 211.3億円 204.7億円
経常利益又は経常損失(△) 34.7億円 62.0億円 27.6億円 52.1億円 42.4億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 25.7億円 48.6億円 19.8億円 27.9億円 22.7億円
包括利益 27.2億円 49.9億円 21.5億円 30.6億円 25.3億円
純資産額 141.5億円 189.1億円 203.6億円 229.6億円 238.6億円
総資産額 287.7億円 293.3億円 292.7億円 320.1億円 309.5億円
1株当たり純資産額 735.6円/株 981.86円/株 1,056.44円/株 1,190.51円/株 1,290.27円/株
1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) 144.79円/株 252.46円/株 102.92円/株 144.74円/株 122.08円/株
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 144.63円/株
自己資本比率 49.2% 64.5% 69.6% 71.7% 77.1%
自己資本利益率 24.1% 29.4% 10.1% 12.9% 9.7%
株価収益率 2080.0% 610.0% 1230.0% 690.0% 1020.0%
営業活動によるキャッシュ・フロー 21.8億円 67.6億円 24.5億円 59.2億円 35.5億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -22.7億円 -40.0億円 -39.1億円 -27.2億円 -30.3億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 49.5億円 -16.8億円 -15.5億円 -13.5億円 -27.2億円
現金及び現金同等物の残高 89.0億円 99.9億円 73.8億円 96.4億円 75.4億円
従業員数 43000.0% 43600.0% 42900.0% 41900.0% 40900.0%
平均臨時雇用人員 5100.0% 4500.0% 4000.0% 4200.0% 3900.0%

貸借対照表

項目 前期当期
貸借対照表
資産の部
流動資産 189.0億円 177.5億円
固定資産 131.1億円 131.9億円
資産 320.1億円 309.5億円
負債の部
流動負債 70.0億円 46.0億円
固定負債 20.5億円 24.8億円
負債 90.5億円 70.8億円
純資産の部
株主資本 220.6億円 227.1億円
評価・換算差額等 9.0億円 11.5億円
純資産 229.6億円 238.6億円
負債純資産 320.1億円 309.5億円

損益計算書

項目 前期当期
損益計算書
売上高 211.3億円 204.7億円
売上原価 112.5億円 116.9億円
売上総利益又は売上総損失(△) 98.8億円 87.8億円
販売費及び一般管理費 51.4億円 44.9億円
営業利益又は営業損失(△) 47.4億円 42.9億円
営業外収益 5.2億円 0.8億円
営業外費用 0.5億円 1.3億円
経常利益又は経常損失(△) 52.1億円 42.4億円
特別利益 0.0億円 0.0億円
特別損失 12.9億円 10.2億円
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 39.3億円 32.2億円
法人税、住民税及び事業税 13.3億円 9.0億円
法人税等調整額 -1.9億円 0.6億円
法人税等 11.4億円 9.6億円
当期純利益又は当期純損失(△) 27.9億円 22.7億円
非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に帰属する当期純損失(△)
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 27.9億円 22.7億円

キャッシュフロー計算書

項目 前期当期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー 59.2億円 35.5億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -27.2億円 -30.3億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -13.5億円 -27.2億円
現金及び現金同等物に係る換算差額 4.1億円 1.0億円
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 22.6億円 -21.0億円
現金及び現金同等物の残高 96.4億円 75.4億円
現金及び現金同等物の残高 96.4億円 75.4億円