恵和株式会社(KEIWA)は、独自のシーティング、ラミネーティング、コーティング技術をコアとした高機能フィルムメーカーです。売上高の約8割を占める「光学製品事業」では、液晶ディスプレイ用の光拡散フィルム「オパルス」や、次世代ミニLED液晶向けの複合拡散板「オパスキ」を展開しており、主にノートPC、タブレット、車載ディスプレイ向けに供給しています。主要顧客は、台湾のバックライトユニットメーカーである瑞儀光電(Coretronic)で、連結売上高の48.07%(98.4億円)を占めています。「機能製品事業」では、医療用工程フィルム、合成皮革用工程紙、EV用バッテリー資材などを製造しています。競合環境としては、液晶市場の価格競争が激化する一方、車載やミニLEDといった高付加価値領域での差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-23 提出)収益性
営業利益率
20.9%
≧10%が優良
ROA
13.6%
≧5%が優良
ROE
9.7%
≧10%が優良
ROIC
11.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-3.1%
≧10%が優良
営業利益成長率
-9.6%
≧10%が優良
EPS成長率
-15.7%
≧10%が優良
3行解説
- 主力液晶向けフィルムの需要軟化と不採算事業からの撤退費用により減益となったが、自己資本比率は77.1%まで上昇し財務基盤は極めて強固。
- 成長投資を「ミニLED用複合拡散板」と「車載・医療分野」へ集中させ、不採算の「地球の絆創膏事業」を廃止したことで事業ポートフォリオの最適化を断行。
- 株主資本配当率(DOE)4%および配当性向30%を目標とする新還元方針を導入し、増配と大規模な自社株買い(約9.5億円)を実施するなど株主還元を強化。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2025-12 通期 、2026-02-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 12.6億円 / 予想: 35.1億円
+25.6%
売上高
実績: 49.8億円 / 予想: 209.7億円
+8.1%
2Q
営業利益
実績: 22.5億円 / 予想: 35.1億円
+8.9%
売上高
実績: 99.1億円 / 予想: 209.7億円
+2.7%
3Q
営業利益
実績: 32.8億円 / 予想: 35.1億円
+6.6%
売上高
実績: 150.6億円 / 予想: 209.7億円
+1.4%
通期
営業利益
実績: 42.9億円 / 予想: 未開示
-9.6%
売上高
実績: 204.7億円 / 予想: 未開示
-3.1%
3行解説
- 不採算事業からの完全撤退による「膿出し」完了: 「地球の絆創膏事業」からの撤退に伴う事業撤退損失(約8.5億円)を計上し、2025年12月期は減益着地となったが、経営資源を主力事業へ集中させる構造改革を断行した。
- 強気な次期業績予想と増配継続: 2026年12月期は売上高232.2億円(前期比13.5%増)、純利益30.5億円(同34.6%増)と大幅回復を見込む。配当も40円から50円への増配を予定し、株主還元姿勢を強化。
- 主力セグメントの質的変化: 光学製品事業はミニLED向けが期ずれで微減となったが、機能製品事業の医療衛生向けフィルムが大幅増収となり、セグメント利益は52.7%増と収益性が改善している。
書類一覧
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有報
2026-03-23 2025-12 期末 有価証券報告書-第79期(2025/01/01-2025/12/31)
短信
2026-02-13 2025-12 通期 2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-11-14 2025-12 第3四半期 2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-08-14 2025-12 第2四半期 2025年12月期 第2四半期決算短信(中間期)〔日本基準〕(連結)
短信
2025-05-14 2025-12 第1四半期 2025年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-03-26 2024-12 期末 有価証券報告書-第78期(2024/01/01-2024/12/31)
短信
2025-02-14 2024-12 通期 2024年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)