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カーリット 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 増収減益の着地と積極的な還元策の提示: 2025年3月期は売上高369.1億円(前年比0.9%増)、営業利益30.4億円(同9.1%減)と、コスト増が響き減益となったが、10億円を上限とする自社株買いを発表した。
  • 還元方針の大幅な強化: 新中期経営計画「Challenge 2027」において、総還元性向の目標を従来の30%から「40%」へ引き上げ、資本効率の向上を重視する姿勢を鮮明にした。
  • シリコンウェーハ事業の整理と回復への布石: 顧客の在庫調整の影響で同分野が苦戦し、9.4億円の減損損失を計上。負の遺産を処理し、2026年3月期後半からの回復を見込む。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 369.14億円(前期比 +0.9%)
  • 営業利益: 30.46億円(前期比 △9.1%)
  • 経常利益: 33.20億円(前期比 △7.8%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 25.70億円(前期比 △1.1%)

【進捗と勢いの変化】 通期決算のため進捗率は100%ですが、期初予想(売上380億円、営業益32億円)に対しては未達での着地となりました。人件費やエネルギーコストの上昇を価格転嫁で補いきれなかったこと、ボトリング事業の生産量減少、シリコンウェーハの在庫調整が主な下押し要因です。ただし、次期(2026年3月期)は売上高390億円(+5.6%)、営業利益31億円(+1.7%)と増収増益に転じる見通しです。

3. セグメント別のモメンタム

  • 化学品(勢い:中立〜弱含み): 売上高224.2億円(前期比 +7.5%)、営業利益14.7億円(同 △2.8%)。産業用爆薬や信号焔管は価格改定が進み増収でしたが、シリコンウェーハが顧客の在庫調整により低迷。また人件費増が利益を圧迫しました。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 369.1億円 +0.9% 365.8億円
営業利益 30.5億円 -9.1% 33.5億円
経常利益 33.2億円 -7.8% 36.0億円
当期純利益(親会社帰属) 25.7億円 -1.1% 26.0億円
包括利益 14.9億円 -64.1% 41.7億円
1株当たり当期純利益 109.07円 109.91円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 530.1億円 551.5億円
純資産 374.8億円 367.8億円
自己資本比率 70.7% 66.7%
自己資本 374.8億円 367.8億円
1株当たり純資産 1,590.2円 1,560.32円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 6.9% 7.4%
ROA(総資産経常利益率) 6.1% 6.8%
売上高営業利益率 8.3% 9.2%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 47.0億円 21.6億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -9.9億円 -13.7億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -17.0億円 -18.4億円
期末現金及び現金同等物残高 47.7億円 27.5億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 390.0億円 +5.6%
営業利益 31.0億円 +1.7%
経常利益 33.5億円 +0.9%
当期純利益 27.0億円 +5.0%
1株当たり当期純利益 117.04円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 33円 36円
配当性向:当期 33.0% / 前期 30.0% 純資産配当率:当期 2.3% / 前期 2.2%