短信要約
1. 要点(3行)
- 人件費先行による大幅減益: 売上高はDX需要を背景に前年同期比2.9%増と堅調だったが、社員の月額給与を平均7.5%引き上げた影響で、営業利益は22.0%減と大幅な減益着地となった。
- サービス分野別の明暗: システム開発(ソリューション)が新規エンドユーザー開拓により7.8%増と成長を牽引した一方、金融(保険)や公共セクターの一部で勢いに欠ける動きが見られた。
- キャッシュフローの劇的改善: 前年同期のマイナスから一転、営業CFは4.44億円の黒字に急回復。売上債権の回収が進んだことが主因であり、財務の健全性は極めて高い水準を維持している。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第1四半期の連結業績は以下の通りです。
- 売上高: 44.54億円(前年同期比 +2.9%)
- 営業利益: 2.35億円(同 △22.0%)
- 経常利益: 2.37億円(同 △21.7%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 1.61億円(同 △22.4%)
通期計画(200億円)に対する進捗率:
- 売上高:22.3%(前年同期21.6%)
- 営業利益:12.9%(前年同期16.6%) 売上高の進捗は例年並みで順調ですが、利益面では人件費増が響き、前年同期の勢いからは大きくスローダウンしています。通期目標(営業利益18.2億円)達成には、下期に向けた生産性向上が不可欠な状況です。
3. セグメント別のモメンタム
当社は単一セグメントですが、サービス・業種別の勢いは以下の通りです。
- 勢いあり(システム・ソリューションサービス): 売上高16.83億円(前年同期比+7.8%)。保険やその他業種の新規案件、DX関連が寄与。業種別では「銀行」が12.3%増、「その他非金融」が13.7%増と好調です。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 44.5億円 | +2.9% | 43.3億円 |
| 営業利益 | 2.4億円 | -22.0% | 3.0億円 |
| 経常利益 | 2.4億円 | -21.7% | 3.0億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 1.6億円 | -22.4% | 2.1億円 |
| 包括利益 | 1.5億円 | -25.4% | 2.0億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 13.85円 | — | 17.9円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 140.9億円 | 144.3億円 |
| 純資産 | 116.7億円 | 117.8億円 |
| 自己資本比率 | 82.8% | 81.6% |
| 自己資本 | 116.7億円 | 117.8億円 |
| 1株当たり純資産 | 1,006.34円 | 1,016.35円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 200.0億円 | +10.7% |
| 営業利益 | 18.2億円 | +0.7% |
| 経常利益 | 18.4億円 | +0.9% |
| 当期純利益 | 12.4億円 | -3.7% |
| 1株当たり当期純利益 | 107.2円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 22円 | 23円 予想 |
| 期末 | 23円 | 23円 予想 |
| 年間合計 | 45円 | 46円 予想 |