株式会社イオンファンタジーは、イオングループの中核企業として、ショッピングセンター内を中心にファミリー向け室内遊戯施設を展開する企業です。「モーリーファンタジー」を主力ブランドとし、日本国内のほか、中国、アセアン諸国(マレーシア、タイ、フィリピン、インドネシア、ベトナム)で事業を展開しています。主なサービスはプライズゲーム、メダルゲーム、および時間制遊具施設「キッズーナ」等の運営です。競合環境としては、国内では他社の大型アミューズメント施設との差別化に加え、中国市場における他業種からの新規参入激化が大きな課題となっています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-02 期末、2025-05-22 提出)収益性
営業利益率
5.0%
≧10%が優良
ROA
8.2%
≧5%が優良
ROE
-23.6%
≧10%が優良
ROIC
4.5%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
6.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
21.2%
≧10%が優良
EPS成長率
-238.2%
≧10%が優良
3行解説
- 国内事業は売上高・営業利益ともに過去最高を更新し極めて好調だが、中国事業の不振と減損損失26.1億円が響き、親会社株主に帰属する当期純損失18.1億円を計上。
- 財務体質の健全化を優先するため期末配当を無配(年間5円)とし、自己資本比率は12.3%まで低下、中国子会社の債務超過額は157億円に拡大している。
- 営業活動によるキャッシュフローは123.5億円と堅調で、減価償却費の枠内で新規出店や既存店改装への投資を継続できる収益構造は維持されている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-02 通期 、2026-04-09 13:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 12.2億円 / 予想: 73.0億円
+152.0%
売上高
実績: 219.0億円 / 予想: 922.0億円
+7.4%
2Q
営業利益
実績: 36.3億円 / 予想: 73.0億円
+26.5%
売上高
実績: 466.2億円 / 予想: 922.0億円
+6.2%
3Q
営業利益
実績: 39.5億円 / 予想: 73.0億円
+50.7%
売上高
実績: 681.7億円 / 予想: 922.0億円
+6.6%
通期
営業利益
実績: 61.1億円 / 予想: 未開示
+40.7%
売上高
実績: 932.9億円 / 予想: 未開示
+6.9%
3行解説
- 2026年2月期は、国内事業の好調により売上高が3期連続、営業利益・経常利益が過去最高を更新する大幅な増益を達成。
- 国内事業が過去最高益を更新した一方で、アセアン事業は増収ながらも競争激化で大幅減益、中国事業は構造改革により赤字幅が縮小。
- 2027年2月期の通期予想では営業利益30.8%増と強気の見通しを示し、年間配当を5円増配の20円とする計画を発表。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-09 | 2026年2月期 通期 | +40.7% | -2.9% | -4.8% | — | — |
| 2026-01-08 | 2026年2月期 第3四半期 | +50.7% | +1.1% | -3.0% | -14.3% | -18.2% |
| 2025-10-14 | 2026年2月期 第2四半期 | +26.5% | +0.8% | -16.1% | -22.8% | -23.3% |
| 2025-07-11 | 2026年2月期 第1四半期 | +152.0% | +0.5% | +14.8% | +24.3% | +15.4% |
| 2025-04-11 | 2025年2月期 通期 | +21.2% | +2.2% | -13.1% | -11.6% | -12.8% |
| 2025-01-10 | 2025年2月期 第3四半期 | +58.4% | +0.9% | -1.6% | +10.1% | -5.3% |
有価証券報告書
2025-05-22 有価証券報告書-第29期(2024/03/01-2025/02/28)