ダイトーケミックス株式会社は、半導体やディスプレイ製造に不可欠な感光性材料(フォトレジスト用材料)を主力とするスペシャリティ・ファインケミカルメーカーです。
- 事業内容: 電子材料、イメージング材料(写真・印刷用材料)、医薬中間体の製造販売、および産業廃棄物処理・リサイクル事業を展開。
- 主要製品: 先端半導体(ArF/EUV)向けレジスト材料、有機EL材料、インスタント写真用色材。
- 主要顧客: 三木産業(売上構成比24.7%)、富士フイルム(19.7%)、住友化学(17.0%)など。
- 競合環境: 高い技術障壁を持つニッチ市場で強みを持つが、顧客の在庫調整や為替、原材料価格の変動に影響を受けやすい。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-24 提出)収益性
営業利益率
4.5%
≧10%が優良
ROA
3.4%
≧5%が優良
ROE
5.6%
≧10%が優良
ROIC
4.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
17.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
9.3%
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 半導体・ディスプレイ向け電子材料の需要回復により、売上高が前期比17.9%増の186億円と大幅伸長し、営業・経常利益ともに黒字転換のV字回復を達成。
- 利益配分方針として配当性向30%を掲げ、前期の10円から16円への増配、さらに1対3の株式分割(2025年10月)を発表するなど、強い株主還元姿勢を提示。
- 韓国関連会社DAITO-KISCOの債務超過に対し55億ウォンの増資による財務支援を断行。固定資産の減損リスクは回避したものの、同社の経営再建が今後の焦点。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-01-28 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 3.2億円 / 予想: 8.3億円
+79.3%
売上高
実績: 47.8億円 / 予想: 195.0億円
+5.0%
2Q
営業利益
実績: 4.3億円 / 予想: 8.3億円
+14.2%
売上高
実績: 95.6億円 / 予想: 195.0億円
+2.9%
3Q
営業利益
実績: 7.2億円 / 予想: 8.3億円
+7.3%
売上高
実績: 144.3億円 / 予想: 195.0億円
+2.4%
3行解説
- 利益面の高い進捗率: 売上高は前年同期比2.4%増の144.3億円にとどまるも、営業利益は7.3%増、経常利益は11.5%増と利益成長が加速し、通期計画に対し極めて高い進捗を記録。
- 韓国関連会社の財務強化: 債務超過に陥っていた持分法適用関連会社(DAITO-KISCO)へ約6億円(55億ウォン)の追加増資を完了し、将来の損益改善に向けた布石を打った。
- 投資有価証券の含み益拡大: その他有価証券評価差額金が7.0億円増加したことで、四半期包括利益は前年同期の約4.5倍となる12.3億円へ急増し、自己資本を底上げ。
書類一覧
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短信
2026-01-28 2026-03 第3四半期 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-10-29 2026-03 第2四半期 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-07-25 2026-03 第1四半期 2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-06-24 2025-03 期末 有価証券報告書-第79期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-05-09 2025-03 通期 2025年3月期 決算短信[日本基準](連結)
短信
2025-01-29 2025-03 第3四半期 2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)