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扶桑化学工業

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4368 プライム

扶桑化学工業株式会社は、独自の有機酸技術とケイ素化学を核とする化学メーカーです。

  • 主要事業と製品:
    • ライフサイエンス事業: リンゴ酸(世界トップクラスのシェア)、クエン酸等の果実酸類。飲料・食品添加物のほか、洗剤、化粧品、工業用多分野で使用。
    • 電子材料および機能性化学品事業: 超高純度コロイダルシリカ。半導体デバイスの微細化・積層化に不可欠なCMP(化学機械研磨)スラリーの主原料。
  • 主要顧客: FUJIFILM Electronic Materials Taiwan Co., Ltd.向けが連結売上高の12.9%(約90億円)を占めます。
  • 競合環境: ライフサイエンス分野では安価な輸入品や海外メーカーとの価格競争がある一方、半導体向け超高純度コロイダルシリカは高い参入障壁を持つニッチ・トップの地位を確立しています。

市場ポジション

プライム市場 / 化学

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-19 提出)

収益性

営業利益率

23.4%

≧10%が優良

ROA

11.8%

≧5%が優良

ROE

11.7%

≧10%が優良

ROIC

9.3%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

17.9%

≧10%が優良

営業利益成長率

46.4%

≧10%が優良

EPS成長率

39.3%

≧10%が優良

3行解説

  1. 2025年3月期は売上高695億円、営業利益162億円(前年比46.4%増)と大幅な増収増益を達成したが、次期は大規模投資に伴う減価償却費増で減益を計画。
  2. 半導体市場(特にAI用途)の回復を背景に電子材料事業が利益を牽引しており、鹿島・京都の両事業所で供給能力を1.5倍に高める大型投資を継続中。
  3. 株主還元では当期より「累進配当」を導入し、配当性向22.14%、年間配当73円と還元姿勢を強化。自己資本比率73.5%と財務基盤も極めて盤石。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-11 16:00 提出)

進捗

1Q
営業利益
+20.1%
売上高
+7.0%
2Q
営業利益
+19.7%
売上高
+8.5%
3Q
営業利益
+15.6%
売上高
+10.5%
通期
営業利益
+16.1%
売上高
+10.7%

3行解説

  • 2026年3月期は、AI向け需要を追い風に電子材料事業が急成長し、売上高(前年比10.7%増)から各段階利益まで二桁の増収増益を達成。
  • 2026年4月付で1株を3株にする株式分割を実施し、次期(2027年3月期)は実質増配となる年間28円の配当と、営業利益28.9%増の大幅増益を予想。
  • 2031年3月期を最終年度とする新中期経営計画「飛躍2030」を策定し、売上高1,200億円、経常利益360億円を目指す強気の成長路線を鮮明にした。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-05-11 2026年3月期 通期 +16.1% +0.9% +22.2%
2026-02-06 2026年3月期 第3四半期 +15.6% +0.0% +6.2% +11.5% -62.9%
2025-10-31 2026年3月期 第2四半期 +19.7% +2.8% +16.8% +26.7% +25.8%
2025-08-08 2026年3月期 第1四半期 +20.1% -0.3% +1.5% +6.4% +12.5%
2025-05-12 2025年3月期 通期 +46.4% +1.3% -1.8% +5.3% +7.1%
2025-02-07 2025年3月期 第3四半期 +53.1% +1.1% +3.4% +6.2% +6.1%