トリケミカル研究所 四半期進捗

決算短信(2025-01 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • V字回復と過去最高水準の業績: 生成AI向け需要の急増や中国市場の投資拡大を背景に、売上高は前年比68.1%増、営業利益は169.8%増と驚異的な伸びを記録。
  • 収益性の劇的改善: 売上高営業利益率は前期の17.3%から27.8%へ10ポイント以上改善。高付加価値な先端半導体材料(High-k等)が利益を牽引。
  • 次期も強気の増収計画: 2026年1月期は新工場の稼働を控え、売上高260億円(37.5%増)を見込む。先行投資による利益の伸び悩みはあるが、成長期待は継続。

2. 直近の業績と進捗率

2025年1月期の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 189.05億円(前期比68.1%増)
  • 営業利益: 52.56億円(同169.8%増)
  • 経常利益: 65.83億円(同100.9%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 49.61億円(同100.8%増)

【進捗率と勢いの変化】 本決算のため通期計画(修正後)に対する進捗は100%ですが、2024年1月期の減収減益(売上△18.5%、営業利益△44.4%)から完全に脱却し、強烈な加速局面に入っています。特に下期にかけてAI関連の引き合いが当初予想を上回るペースで拡大したことが、利益の倍増につながりました。

3. セグメント別のモメンタム

単一セグメント(半導体等製造用高純度化学化合物事業)ですが、製品用途・地域別で顕著な勢いの差が見られます。

  • 「勢い」のある事業(High-k材料): Si半導体向けのHigh-k材料が**94.16億円(前期41.72億円から約2.2倍)**と爆発的に成長。先端プロセスの進展が追い風。

続きで読める項目(スタンダードプラン以上)

  • 🔒 直近の業績と進捗率
  • 🔒 セグメント別のモメンタム
  • 🔒 予想の修正と背景
  • 🔒 キャッシュフローと財務の急変
  • 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
  • 🔒 懸念点と不確実性
  • 🔒 総評

上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。

プランをアップグレード

進捗詳細

今期実績

2024-02 〜 2025-01

項目 当期 前年比 前年同期 2023-02 〜 2024-01
売上高 189.1億円 +68.1% 112.5億円
営業利益 52.6億円 +169.8% 19.5億円
経常利益 65.8億円 +100.9% 32.8億円
当期純利益(親会社帰属) 49.6億円 +100.8% 24.7億円
包括利益 49.9億円 +87.0% 26.7億円
1株当たり当期純利益 152.69円 76.03円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-01末 2024-01末
総資産 369.4億円 318.6億円
純資産 315.9億円 275.7億円
自己資本比率 85.5% 86.5%
自己資本 315.9億円 275.7億円
1株当たり純資産 972.02円 848.4円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 16.8% 9.2%
ROA(総資産経常利益率) 19.1% 10.2%
売上高営業利益率 27.8% 17.3%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 36.8億円 29.7億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -31.2億円 -17.8億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -16.2億円 -18.6億円
期末現金及び現金同等物残高 94.4億円 105.0億円

来期予想

2025-02 〜 2026-01

項目 予想 前年比(予想)
売上高 260.0億円 +37.5%
営業利益 60.5億円 +15.1%
経常利益 69.0億円 +4.8%
当期純利益 50.0億円 +0.8%
1株当たり当期純利益 153.86円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 30円 35円
配当性向:当期 22.9% / 前期 39.5% 純資産配当率:当期 3.8% / 前期 3.6%