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トリケミカル研究所

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4369 プライム

株式会社トリケミカル研究所は、半導体製造プロセス等で使用される「高純度化学化合物」の研究開発・製造・販売を主軸とする企業です。特に、ウェハ上に薄膜を形成するCVD(化学気相成長)工程、エッチング工程、不純物拡散工程に欠かせない特殊材料に特化しています。

同社のビジネスモデルは、大手化学メーカーが敬遠する「少量・多品種・高純度」のニッチ領域に特化している点が特徴です。顧客(半導体メーカー)の次世代技術開発に密着し、材料の提案から受託合成、評価試験までを一貫して行うことで、高付加価値な収益構造を実現しています。売上の約8割が海外ユーザー向けであり、グローバルな半導体サプライチェーンにおいて不可欠な材料サプライヤーとしての地位を確立しています。

市場ポジション

プライム市場 / 化学

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2026-01 期末、2026-04-24 提出)

収益性

営業利益率

24.7%

≧10%が優良

ROA

14.0%

≧5%が優良

ROE

16.3%

≧10%が優良

ROIC

11.4%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

26.3%

≧10%が優良

営業利益成長率

12.3%

≧10%が優良

EPS成長率

11.2%

≧10%が優良

3行解説

  • 半導体の微細化・高性能化に不可欠な特殊材料を「少量・多品種」で供給するニッチトップのビジネスモデルを展開。
  • 創業者が筆頭株主として経営に関与し、研究開発と生産設備(南アルプス、台湾等)への積極投資を継続する成長志向の経営。
  • 特定の先端材料(High-k等)への依存や特定仕入先への依存といったリスクを抱えつつも、高い技術的参入障壁と強固な顧客関係を武器に高収益を維持。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-01 通期 、2026-03-13 15:30 提出)

進捗

1Q
営業利益
+157.8%
売上高
+100.6%
2Q
営業利益
+63.8%
売上高
+55.2%
3Q
営業利益
+30.2%
売上高
+37.4%
通期
営業利益
+12.3%
売上高
+26.3%

3行解説

  • 過去最高業績の達成と二極化: 2026年1月期は生成AI・データセンター向け需要が牽引し、売上高238.8億円(前年同期比26.3%増)と大幅増収を達成したが、原材料高や先行投資負担で営業利益率は低下した。
  • 次期減益見通しのサプライズ: 2027年1月期の計画は、売上高は13.1%増と成長を維持する一方、持分法投資利益の減少を主因に純利益が16.6%減と一転して大幅な減益となる「増収減益」を予想。
  • 攻めの設備投資継続: 南アルプス事業所の増強などにより投資キャッシュフローは70.5億円のマイナス(前年比2倍超)と急拡大しており、成長への布石を打つ一方で財務負担が増している。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-03-13 2026年1月期 通期 +12.3% -1.7% -12.4%
2025-11-28 2026年1月期 第3四半期 +30.2% -0.2% +10.3% -3.3% +14.9%
2025-08-29 2026年1月期 第2四半期 +63.8% -2.2% -21.9% -15.8% -19.5%
2025-05-30 2026年1月期 第1四半期 +157.8% -5.4% -5.8% +8.8% +6.8%
2025-03-14 2025年1月期 通期 +170.0% +2.1% -11.7% -18.1% -16.4%