トリケミカル研究所 四半期進捗

決算短信(2026-01 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 過去最高業績の達成と二極化: 2026年1月期は生成AI・データセンター向け需要が牽引し、売上高238.8億円(前年同期比26.3%増)と大幅増収を達成したが、原材料高や先行投資負担で営業利益率は低下した。
  • 次期減益見通しのサプライズ: 2027年1月期の計画は、売上高は13.1%増と成長を維持する一方、持分法投資利益の減少を主因に純利益が16.6%減と一転して大幅な減益となる「増収減益」を予想。
  • 攻めの設備投資継続: 南アルプス事業所の増強などにより投資キャッシュフローは70.5億円のマイナス(前年比2倍超)と急拡大しており、成長への布石を打つ一方で財務負担が増している。

2. 直近の業績と進捗率

2026年1月期の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 238.8億円(前期比26.3%増)
  • 営業利益: 59.0億円(同12.3%増)
  • 経常利益: 70.9億円(同7.7%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 55.1億円(同11.1%増)

期初計画(当初予想は売上223億円、営業利益56億円)を上振れて着地しました。営業利益率は24.7%(前年同期は27.8%)と、コスト上昇により低下が見られます。次期(2027年1月期)の中間期計画に対する進捗率(予想ベース)は、売上高50.7%、純利益47.6%となっており、例年並みのペースを見込んでいます。

3. セグメント別のモメンタム

単一セグメントですが、地域別・製品別で明確な勢いの差が出ています。

  • 地域別モメンタム:

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進捗詳細

今期実績

2025-02 〜 2026-01

項目 当期 前年比 前年同期 2024-02 〜 2025-01
売上高 238.8億円 +26.3% 189.1億円
営業利益 59.0億円 +12.3% 52.6億円
経常利益 70.9億円 +7.7% 65.8億円
当期純利益(親会社帰属) 55.1億円 +11.1% 49.6億円
包括利益 57.0億円 +14.2% 49.9億円
1株当たり当期純利益 169.72円 152.69円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2026-01末 2025-01末
総資産 472.7億円 369.4億円
純資産 361.5億円 315.9億円
自己資本比率 76.5% 85.5%
自己資本 361.5億円 315.9億円
1株当たり純資産 1,112.41円 972.02円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 16.3% 16.8%
ROA(総資産経常利益率) 16.8% 19.1%
売上高営業利益率 24.7% 27.8%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 38.0億円 36.8億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -70.5億円 -31.2億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 10.9億円 -16.2億円
期末現金及び現金同等物残高 72.8億円 94.4億円

来期予想

2026-02 〜 2027-01

項目 予想 前年比(予想)
売上高 270.0億円 +13.1%
営業利益 60.0億円 +1.7%
経常利益 63.0億円 -11.1%
当期純利益 46.0億円 -16.6%
1株当たり当期純利益 141.55円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 35円 35円
配当性向:当期 20.6% / 前期 22.9% 純資産配当率:当期 3.4% / 前期 3.8%