短信要約
1. 要点(3行)
- 利益成長の一時的な足踏みと、それを補う強力な株主還元策の発表: 第2四半期は機能化学品事業の苦戦で営業利益11.5%減となったが、通期業績予想の上方修正、増配、および50億円の自己株式取得を同時に発表。
- 「防衛・宇宙」が牽引する化薬事業の爆発的成長: 産業用爆薬やロケット向け需要が極めて旺盛で、化薬事業のセグメント利益は前年同期比77.8%増と、化学品部門の減益を大きくカバー。
- 高付加価値分野へのポートフォリオ転換が進行: DDS(薬物送達システム)を含む医薬事業が堅調を維持しつつ、不採算・低付加価値な汎用化学品から先端分野へのシフトが利益率の底上げに寄与。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第2四半期累計の着地は以下の通りです。
- 売上高: 1,091億円(前年同期比 1.2%減)
- 営業利益: 206億円(前年同期比 11.5%減)
- 経常利益: 216億円(前年同期比 8.3%減)
- 親会社株主に帰属する中間純利益: 154億円(前年同期比 9.4%減)
通期計画(修正後:460億円)に対する進捗率:
- 売上高: 42.2%
- 営業利益: 44.9%
- 中間純利益: 40.4%
前年同期の進捗率(2025年3月期実績ベース)と比較すると、利益面での進捗はややスローペースですが、例年下期に利益が偏重する傾向があり、修正後の通期利益成長(営業益1.5%増)に向けた勢いは維持されていると判断します。
3. セグメント別のモメンタム
- 化薬事業(強): 売上高147億円(26.1%増)、営業利益12億円(77.8%増)。防衛関連および宇宙関連(ロケット向け)の出荷が急増。国策的な需要拡大を背景に、極めて強いモメンタムを有しています。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1091.4億円 | +1.2% | 1104.8億円 |
| 営業利益 | 206.5億円 | +11.5% | 233.2億円 |
| 経常利益 | 216.3億円 | +8.3% | 235.9億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 154.2億円 | +9.4% | 170.2億円 |
| 包括利益 | 192.3億円 | +3.9% | 185.0億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 66.6円 | — | 71.39円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 3775.9億円 | 3572.0億円 |
| 純資産 | 2831.5億円 | 2795.5億円 |
| 自己資本比率 | 74.7% | 78.0% |
| 自己資本 | 2821.5億円 | 2785.3億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 2584.0億円 | +8.4% |
| 営業利益 | 460.0億円 | +1.5% |
| 経常利益 | 483.0億円 | +3.7% |
| 当期純利益 | 382.0億円 | +4.7% |
| 1株当たり当期純利益 | 166.18円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 21円 | 26円 |
| 期末 | 24円 | 26円 予想 |
| 年間合計 | 45円 | 52円 予想 |
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