短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅な損益改善による黒字転換: 前期の11.7億円の純損失から2.15億円の黒字へV字回復を達成し、収益化フェーズへの移行を鮮明にした。
- BPaaS戦略の加速と構造改革: 「プラットフォーム事業」への単一セグメント化を断行し、M&Aやグループ再編を通じてビジネスプロセスを代行するBPaaS(Business Process as a Service)への転換を加速。
- 主力KPIの着実な伸長: ARR(年間経常収益)は73.4億円(前年同期比6.8%増)、課金ID数は83.8万(同6.3%増)と、主要なSaaS指標が底堅く推移。
2. 直近の業績と進捗率
2025年12月期(通期)の連結業績は、売上高95.29億円(前年同期比12.5%増)、営業利益4.85億円(同400.8%増)で着地した。
- 進捗と勢い: 今期は中期経営計画の2年目として「高成長と利益創出の両立」を掲げ、期初計画を概ね達成した。特に営業利益は前年の0.96億円から約5倍に急増しており、利益創出フェーズにおける高い営業レバレッジが確認できる。
- 次期予想: 2026年12月期は売上高107.68億円以上(13.0%増以上)、EBITDA 15億円以上(9.4%増以上)を見込み、引き続き2桁増収と利益拡大を継続する意欲的な計画。
3. セグメント別のモメンタム
第1四半期より報告セグメントを「プラットフォーム事業」の単一セグメントに変更。
- 勢い(Chatwork/BPaaS): 国内利用者数No.1の顧客基盤を背景に、PLG(プロダクト主導型成長)戦略が奏功しID数は堅調。さらに、社労士向けSaaS「社労夢」との連携や、M&Aによる「ペイトナー請求書」の事業譲受など、周辺領域への拡張性が高まっている。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 95.3億円 | +12.5% | 84.7億円 |
| 営業利益 | 4.8億円 | +400.8% | 96,000,000円 |
| 経常利益 | 4.6億円 | +506.9% | 75,000,000円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 2.1億円 | — | -11.7億円 |
| 包括利益 | 2.3億円 | — | -11.7億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 5.14円 | — | -28.59円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 5.05円 | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2024-12末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 66.8億円 | 61.1億円 |
| 純資産 | 20.0億円 | 16.0億円 |
| 自己資本比率 | 29.9% | 26.1% |
| 自己資本 | 20.0億円 | 16.0億円 |
| 1株当たり純資産 | 47.56円 | 38.38円 |
収益性指標
| 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| ROE(自己資本当期純利益率) | 12.0% | -58.3% |
| ROA(総資産経常利益率) | 7.2% | 1.2% |
| 売上高営業利益率 | 5.1% | 1.1% |
キャッシュ・フロー
| 項目 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 9.4億円 | 14.8億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | -5.8億円 | -6.5億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | -1.6億円 | -14,000,000円 |
| 期末現金及び現金同等物残高 | 31.1億円 | 29.1億円 |
来期予想
業績予想は開示されていません。
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 0円 | 0円 |
配当性向:当期 — / 前期 —
純資産配当率:当期 — / 前期 —