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扶桑薬品工業 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・非連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 大幅な増益着地と増配発表: 2025年3月期は、不採算品の再算定や増産効果により、営業利益が前年比110.3%増の41億円と倍増。年間配当も前期の70円から82円へ大幅増配。
  • キャッシュフローの急変: サプライヤーへの支払短縮(マルチステークホルダー方針)により、営業CFが33億円の赤字へ転落。不足資金を短期借入金156億円の純増で賄う変則的な財務状況。
  • 次期は減益予想ながら強気の還元: 2026年3月期は原材料高などで17.7%の営業減益を見込むが、配当はさらに90円への増配を計画しており、株主還元への強い意志を提示。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の実績は以下の通りです。

  • 売上高: 605億63百万円(前期比 9.3%増)
  • 営業利益: 41億31百万円(前期比 110.3%増)
  • 経常利益: 37億80百万円(前期比 102.4%増)
  • 当期純利益: 27億80百万円(前期比 101.8%増)

進捗と勢いの変化: 通期実績は、前期の低迷から完全に脱却しました。特に利益面では、期初想定を上回るペースで改善が進んだと推察されます。前年同期(2024年3月期)の営業利益19億円に対し、今期は41億円と、収益性が劇的に向上しています。これは、後発医薬品の販売促進に加え、特例的な「不採算品再算定」による薬価改定が利益率を押し上げたためです。

3. セグメント別のモメンタム

同社は医薬品事業の単一セグメントに近い構成ですが、製品群ごとの勢いは以下の通りです。

  • 「勢い」がある領域: 腎・透析関連の後発医薬品、および輸液・注射剤。他社品の代替供給依頼に伴う製造販売増が寄与し、医薬品部門の売上高は604億円(前期比9.4%増)と力強く成長しました。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 605.6億円 +9.3% 554.1億円
営業利益 41.3億円 +110.3% 19.6億円
経常利益 37.8億円 +102.4% 18.7億円
当期純利益(親会社帰属) 27.8億円 +101.8% 13.8億円
1株当たり当期純利益 325.44円 159.98円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 790.5億円 758.0億円
純資産 391.1億円 366.6億円
自己資本比率 49.5% 48.4%
自己資本 391.1億円 366.6億円
1株当たり純資産 4,579.67円 4,290.55円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 7.3% 3.8%
ROA(総資産経常利益率) 4.9% 2.5%
売上高営業利益率 6.8% 3.5%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 33.0億円 6.3億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 31.7億円 35.4億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 76.2億円 14,000,000円
期末現金及び現金同等物残高 62.6億円 51.2億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 615.0億円 +1.5%
営業利益 34.0億円 +17.7%
経常利益 33.0億円 +12.7%
1株当たり当期純利益 269.24円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 35円 40円
期末 35円 42円
年間合計 70円 82円
配当性向:当期 25.2% / 前期 43.8% 純資産配当率:当期 1.8% / 前期 1.7%

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