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扶桑薬品工業

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4538 プライム

扶桑薬品工業株式会社は、透析液(キンダリー液等)で国内トップシェアを誇る、輸液・注射剤に強みを持つ医薬品メーカーです。

  • 主要製品: 人工腎臓用透析剤、輸液製剤(生理食塩液、ブドウ糖液等)。
  • 主要顧客: アルフレッサ㈱(売上構成比15.4%)、㈱メディセオ(14.9%)、㈱スズケン(13.8%)等の大手医薬品卸。
  • 競合環境: 基礎医薬品市場において、薬価引き下げや後発品との競争、原材料費の高騰という厳しい環境下にある一方、透析関連ではパイオニアとしての強固な地位を築いています。

市場ポジション

プライム市場 / 医薬品

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-24 提出)

収益性

営業利益率

6.8%

≧10%が優良

ROA

5.2%

≧5%が優良

ROE

-9.4%

≧10%が優良

ROIC

5.3%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

9.3%

≧10%が優良

営業利益成長率

110.3%

≧10%が優良

EPS成長率

-340.6%

≧10%が優良

3行解説

  • 本業は好調: 売上高は前年比9.3%増の605億円、営業利益は同110.3%増の41億円と大幅な増益を達成。
  • 訴訟による巨額損失: 東レとの特許訴訟敗訴に伴い、訴訟関連損失引当金87.4億円を特別損失に計上し、32.8億円の最終赤字に転落。
  • 財務基盤の再構築: 訴訟賠償支払いに備え、180億円のシンジケートローンや80億円の当座借越契約を締結し、資金繰りの安全性を確保。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 15:30 提出)

進捗

1Q
営業利益
-48.2%
売上高
+6.0%
2Q
営業利益
-48.8%
売上高
+5.0%
3Q
営業利益
-34.8%
売上高
+3.4%
通期
営業利益
-36.1%
売上高
+2.9%

3行解説

  • 2026年3月期の売上高は前年同期比2.9%増の623億7百万円と増収を確保したが、原材料費や人件費の高騰、研究開発費の増加が響き、営業利益は36.1%減の26億39百万円となった。
  • 前期に計上した訴訟関連損失引当金の反動により、当期純利益は20億11百万円(前期は32億88百万円の赤字)と黒字に転換したが、実態の収益力には課題が残る。
  • 特許権侵害訴訟に伴う仮払金87億44百万円の支払により営業CFが大幅なマイナスとなり、資金手当てのための短期借入金急増と、工場新設に向けた134億円の大型ローン契約が財務面に大きな変化を与えている。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-05-12 2026年3月期 通期 -36.1% -0.6% -6.9% -7.4%
2026-02-12 2026年3月期 第3四半期 -34.8% -0.2% +2.5% +9.3% +0.7%
2025-11-10 2026年3月期 第2四半期 -48.8% +0.6% +0.7% +1.5% +5.1%
2025-08-08 2026年3月期 第1四半期 -48.2% -0.9% -8.1% -7.7% -12.4%
2025-05-09 2025年3月期 通期 +110.3% -5.3% -8.1% -13.6% -17.9%
2025-02-10 2025年3月期 第3四半期 +97.1% -2.4% -2.1% +3.5% -2.1%