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ツムラ 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 薬価改定による利益爆発: 不採算品再算定(66処方)の適用により、売上高は前年比20.1%増の1,810億円、営業利益は同100.5%増の401億円と、利益が倍増する驚異的な着地となった。
  • 営業利益率が急改善: 原価率の低下(54.4%→50.0%)と販管費率の抑制により、営業利益率は前年の13.3%から22.2%へと大幅に上昇し、収益構造が一段階引き上げられた。
  • 次期見通しは「投資による減益」: 2026年3月期は増収を維持するものの、中国生産拠点の稼働に伴う償却費や生薬費・人件費の増加を見込み、営業利益は14.8%減の342億円と慎重な計画を提示。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の通期実績は以下の通りです。

  • 売上高: 1,810.93億円(前年同期比 +20.1%)
  • 営業利益: 401.25億円(同 +100.5%)
  • 経常利益: 424.46億円(同 +80.7%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 324.28億円(同 +94.1%)

今期は期初予想を大幅に上回る着地となりました。特に「育薬処方」の売上が401.63億円(+34.3%)と牽引し、前年同期比での勢いは極めて強いものでした。次期(2026年3月期)の通期計画に対する**「営業利益の進捗率」**(昨対比での期待値)で見ると、今期の利益水準が高すぎた反動もあり、次期は一転して14.8%の減益を想定しており、足元のピークアウト感への警戒が必要です。

3. セグメント別のモメンタム

  • 国内事業(勢い:極めて強い): 売上高1,604.59億円(+21.5%)。2024年4月の薬価改定で129処方のうち66処方が「不採算品再算定」を受け、実質的な単価上昇が寄与。特に大建中湯(+49.9%)、抑肝散(+49.7%)など主力処方が大幅増収となりました。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 1810.9億円 +20.1% 1508.5億円
営業利益 401.3億円 +100.5% 200.2億円
経常利益 424.5億円 +80.7% 234.9億円
当期純利益(親会社帰属) 324.3億円 +94.1% 167.1億円
包括利益 451.0億円 +64.5% 274.2億円
1株当たり当期純利益 427.15円 219.83円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 4643.8億円 4282.5億円
純資産 3301.1億円 2953.6億円
自己資本比率 64.7% 63.2%
自己資本 3005.3億円 2708.0億円
1株当たり純資産 3,968.05円 3,566.54円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 11.4% 6.4%
ROA(総資産経常利益率) 9.5% 5.7%
売上高営業利益率 22.2% 13.3%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 338.2億円 56.1億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 249.7億円 193.5億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 198.7億円 44.2億円
期末現金及び現金同等物残高 731.4億円 780.3億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 1880.0億円 +3.8%
営業利益 342.0億円 +14.8%
経常利益 340.0億円 +19.9%
当期純利益 230.0億円 +29.1%
1株当たり当期純利益 302.95円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 35円 68円
期末 50円 68円
配当性向:当期 31.8% / 前期 38.7% 純資産配当率:当期 3.6% / 前期 2.5%

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