短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅な減益決算: 売上高は前年同期比1.4%減の430.9億円、営業利益は27.0%減の77.1億円と、前年の高水準な業績からの反動やコスト増が直撃した。
- 「実需」と「経理上の売上」の乖離: 限定出荷解除(2025年4月11日)により実売数量は2.9%増加しているが、流通在庫の調整影響で国内事業の売上高は3.1%減と苦戦。
- 為替差損が経常利益を圧迫: 海外子会社への貸付金に係る為替差損16.9億円を営業外費用に計上したことで、経常利益は56.2%減と利益水準が大きく沈んだ。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期第1四半期の連結実績は、売上高430.9億円(前年同期比1.4%減)、営業利益77.1億円(同27.0%減)、経常利益61.8億円(同56.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益43.6億円(同60.9%減)となった。
通期計画に対する進捗率:
- 売上高:22.9%(通期予想1,880億円)
- 営業利益:22.6%(通期予想342億円)
- 経常利益:18.2%(通期予想340億円)
- 純利益:19.0%(通期予想230億円)
前年同期(2025年3月期1Q)は、通期実績に対して営業利益で約26%の進捗を見せていたことと比較すると、今期の進捗はややスローペースである。特に経常利益以下の進捗の遅れが目立つ。
3. セグメント別のモメンタム
- 国内事業(減速): 売上高388.7億円(3.1%減)、営業利益79.8億円(25.5%減)。4月に医療用漢方製剤129処方の限定出荷を全解除したが、前期末の流通在庫が高水準だったことによる調整が響いた。ただし、医療機関への納入(実売)は前年同期比2.9%増と回復基調にある。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 430.9億円 | +1.4% | 436.9億円 |
| 営業利益 | 77.2億円 | +27.0% | 105.8億円 |
| 経常利益 | 61.8億円 | +56.2% | 141.2億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 43.7億円 | +60.9% | 111.8億円 |
| 包括利益 | 41.8億円 | — | 161.2億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 58.16円 | — | 147.25円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 4655.9億円 | 4643.8億円 |
| 純資産 | 3192.9億円 | 3301.1億円 |
| 自己資本比率 | 62.1% | 64.7% |
| 自己資本 | 2890.1億円 | 3005.3億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 1880.0億円 | +3.8% |
| 営業利益 | 342.0億円 | +14.8% |
| 経常利益 | 340.0億円 | +19.9% |
| 当期純利益 | 230.0億円 | +29.1% |
| 1株当たり当期純利益 | 302.95円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 68円 | 68円 予想 |
| 期末 | 68円 | 68円 予想 |
| 年間合計 | 136円 | 136円 予想 |
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