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杏林製薬 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 海外導出の一時金が利益を牽引: ノバルティス社への自社創製化合物導出に伴う契約一時金(約82億円)により、営業利益が前年同期比101.6%増の125億円と大幅増益で着地。
  • 国内主力品の伸長と長期収載品の苦戦: 「ベオーバ」「ラスビック」等の新薬群は好調(国内新薬売上+1.9%)な一方、「キプレス」等は選定療養制度の影響で減収となり明暗が分かれた。
  • 次期見通しは「一服」の減益計画: 2026年3月期は、前期の契約一時金の剥落と薬価改定(5%台前半の影響)を見込み、営業利益は51.5%減の61億円と保守的な予想を提示。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 1,300.87億円(前年同期比 8.8%増)
  • 営業利益: 125.67億円(同 101.6%増)
  • 経常利益: 132.19億円(同 93.8%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 90.86億円(同 66.0%増)

【進捗率と勢いの変化】 本決算は通期実績のため進捗率は100%ですが、期初予想を大きく上回る着地となりました。特に営業利益率は前期の5.2%から9.7%へ急上昇。ただし、この勢いは自社創製化合物の導出という「一過性の収益」に依存した部分が大きく、本業のオーガニックな成長力については、次期以降の薬価改定影響を注視する必要があります。

3. セグメント別のモメンタム

  • 新医薬品(海外):【加速】 売上高88.6億円(前年同期比2,195.2%増)。ノバルティス社へのライセンス供与による一時金が寄与し、異次元の成長を見せました。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 1300.9億円 +8.8% 1195.3億円
営業利益 125.7億円 +101.6% 62.3億円
経常利益 132.2億円 +93.8% 68.2億円
当期純利益(親会社帰属) 90.9億円 +66.0% 54.8億円
包括利益 85.7億円 +5.8% 81.0億円
1株当たり当期純利益 158.17円 95.41円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 1936.2億円 1776.3億円
純資産 1362.8億円 1307.3億円
自己資本比率 70.4% 73.6%
自己資本 1362.8億円 1307.3億円
1株当たり純資産 2,372.29円 2,275.68円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 6.8% 4.3%
ROA(総資産経常利益率) 7.1% 3.9%
売上高営業利益率 9.7% 5.2%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 35.1億円 15.5億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 63.2億円 31.9億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 39.5億円 33.5億円
期末現金及び現金同等物残高 150.2億円 138.9億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 1270.0億円 +2.4%
営業利益 61.0億円 +51.5%
経常利益 63.0億円 +52.3%
当期純利益 48.0億円 +47.2%
1株当たり当期純利益 83.55円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 20円 20円
期末 32円 37円
配当性向:当期 36.5% / 前期 55.2% 純資産配当率:当期 2.5% / 前期 2.3%

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