短信要約
1. 要点(3行)
- 主力製品の売上激減と赤字拡大: 主力製品「トレアキシン」の後発品浸食が想定以上に厳しく、売上高は前年同期比で約半減(48.9%減)、営業損失は33.39億円へ拡大した。
- 継続企業の前提に関する疑義と資金調達: 自己資本比率が78.1%から28.9%へ急低下し、「継続企業の前提に関する重要な疑義」が注記される危機的状況。EVO FUNDを割当先とする新株予約権等で最大84億円の調達を進め、延命を図っている。
- 次世代柱「BCV」の治験開始: 2025年10月に抗ウイルス薬「BCV」のアデノウイルス感染症対象グローバル第Ⅲ相試験を開始。2028年の承認申請を目指すが、収益化までの「時間」と「資金」の戦いが鮮明となった。
2. 直近の業績と進捗率
2025年12月期 第3四半期(累計)の着地は以下の通り。
- 売上高: 9.70億円(前年同期比 48.9%減)
- 営業損失: △33.39億円(前年同期は△27.91億円)
- 経常損失: △35.38億円(前年同期は△27.59億円)
- 親会社株主に帰属する四半期純損失: △35.65億円(前年同期は△28.45億円)
通期計画(売上高14億円)に対する進捗率:
- 売上高進捗率: 69.3% 前年同期の売上高は18.98億円であり、今期の通期計画(14億円)自体が前期実績から大幅に下方設定されているにもかかわらず、進捗率は7割に届かず、勢いの衰えは隠せない。
3. セグメント別のモメンタム
単一セグメント(医薬品事業)のため、製品・開発パイプライン別の状況は以下の通り。
- トレアキシン(減速): 後発品4社(うち3社が販売中)との競争激化に加え、コロナ・インフルエンザの流行による処方控え、新規治療薬へのシフトにより、極めて強い「減速」局面にある。
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今期累計実績
2025-01 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 9.7億円 | -48.9% | 19.0億円 |
| 営業利益 | -33.4億円 | — | -27.9億円 |
| 経常利益 | -35.4億円 | — | -27.6億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | -35.6億円 | — | -28.4億円 |
| 包括利益 | -35.7億円 | — | -28.5億円 |
| 1株当たり当期純利益 | -73.46円 | — | -63.43円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2024-12末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 45.8億円 | 49.7億円 |
| 純資産 | 16.5億円 | 42.0億円 |
| 自己資本比率 | 28.9% | 78.1% |
| 自己資本 | 13.3億円 | 38.8億円 |
通期予想
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 14.0億円 | -42.9% |
| 営業利益 | -42.6億円 | — |
| 経常利益 | -44.7億円 | — |
| 当期純利益 | -45.9億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | -95.95円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 0円 | 0円 予想 |
| 年間合計 | 0円 | 0円 予想 |