シンバイオ製薬株式会社は、がん、血液、ウイルス感染症の希少疾病分野に特化した日本発のスペシャリティ・ファーマです。「共創・共生」を経営理念に掲げ、既存の製薬大手が手がけない「空白の治療領域(アンメット・メディカル・ニーズ)」をビジネスチャンスとして捉えています。主要製品は抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」であり、売上の100%を株式会社スズケン(57.6%)および東邦薬品株式会社(42.4%)の2社に依存しています。自社で研究・生産設備を持たない「ラボレス・ファブレス」経営を特徴とします。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-24 提出)収益性
営業利益率
-339.6%
≧10%が優良
ROA
-100.5%
≧5%が優良
ROE
-174.6%
≧10%が優良
ROIC
-159.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-46.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 主力薬「トレアキシン」への後発品参入により売上高が13.08億円(前期比46.7%減)と激減し、純損失は47.76億円に拡大。
- 営業CFの赤字継続と自己資本比率の急落(78.1%→23.9%)を受け、「継続企業の前提に関する重要事象」が注記されている。
- 成長の命運は、2028年の承認申請を目指す抗ウイルス薬「ブリンシドホビル(BCV)」のグローバル第Ⅲ相試験の成否に完全に依存している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-07 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -23.4億円 / 予想: -42.3億円
-100.3%
売上高
実績: 2.3億円 / 予想: 38.9億円
-11.7%
3行解説
- 主力品「トレアキシン」が薬価改定と後発品の影響で減収(前年同期比11.6%減)となる一方、BCV(ブリンシドホビル)のグローバル第Ⅲ相臨床試験本格化に伴い研究開発費が2.4倍に急増。
- 営業損失が23.41億円(前年同期は11.69億円の損失)へ大幅に拡大し、自己資本比率がマイナス1.7%と債務超過の状態に転落した。
- 財務面では新株予約権の行使等による資金調達を継続しているが、継続企業の前提に関する重要な疑義が解消されず、極めて厳しい資金繰りが続く。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-07 | 2026年12月期 第1四半期 | -100.3% | +0.3% | — | — | — |
| 2026-02-05 | 2025年12月期 通期 | -14.6% | +1.3% | -3.8% | +37.5% | +27.4% |
| 2025-10-30 | 2025年12月期 第3四半期 | -19.6% | -1.5% | -5.3% | -11.2% | -27.6% |
| 2025-07-31 | 2025年12月期 第2四半期 | -25.3% | -2.0% | -2.3% | -9.3% | -18.6% |
| 2025-05-08 | 2025年12月期 第1四半期 | -45.0% | +0.5% | -0.3% | +5.6% | +5.3% |
| 2025-02-06 | 2024年12月期 通期 | -377.9% | -0.8% | +0.9% | -4.9% | -15.3% |
有価証券報告書
2026-03-24 有価証券報告書-第21期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-25 有価証券報告書-第20期(2024/01/01-2024/12/31)