ホーム / シンバイオ製薬 / 四半期進捗

シンバイオ製薬 四半期進捗

決算短信(2024-12 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 主力品の急減速と赤字拡大: 主力製品「トレアキシン」が後発品(ジェネリック)の浸透や市場環境の悪化で売上高が前期比56.1%減と激減し、営業損失は38.7億円(前期は8.1億円の損失)へ大幅に拡大した。
  • 次世代パイプラインへの巨額投資: 収益源の縮小局面ながら、抗ウイルス薬「ブリンシドフォビル(BCV)」の国際共同治験等により研究開発費は33.7億円(前期比28.1%増)に膨らみ、先行投資負担が非常に重い。
  • 継続的な資金調達が不可欠な局面: 営業キャッシュ・フローは34億円超の赤字。開発資金確保のため最大24億円規模の転換社債型新株予約権付社債(MSCB等)の発行を決定しており、希薄化リスクを伴う背水の陣となっている。

2. 直近の業績と進捗率

2024年12月期通期の着地は、売上高24.52億円(前期比56.1%減)、営業損失38.76億円、経常損失36.89億円、親会社株主に帰属する当期純損失38.33億円となった。

  • 進捗と勢い: 2024年5月に公表した修正通期予想に対しても、売上高は6.5%下振れて着地した。前年同期(売上高55.89億円)と比較すると、売上規模は半分以下に縮小しており、業績のモメンタムは著しく低下している。
  • 要因: コロナ・インフルエンザ流行による処方控えの影響に加え、競合する後発品への切り替えが想定以上に進んだことが主因。

3. セグメント別のモメンタム

同社は医薬品等の研究開発・製造販売の単一セグメントだが、製品・パイプライン別の動向は以下の通り。

  • 「トレアキシン」(減速・厳しい): ジェネリックメーカー3社による侵食が激しく、薬価引き下げの影響も重なり、かつてのキャッシュカウとしての機能が急速に失われている。

続きで読める項目(スタンダードプラン以上)

  • 🔒 直近の業績と進捗率
  • 🔒 セグメント別のモメンタム
  • 🔒 予想の修正と背景
  • 🔒 キャッシュフローと財務の急変
  • 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
  • 🔒 懸念点と不確実性
  • 🔒 総評

上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。

プランをアップグレード

進捗詳細

今期実績

2024-01 〜 2024-12

項目 当期 前年比 前年同期 2023-01 〜 2023-12
売上高 24.5億円 -56.1% 55.9億円
営業利益 -38.8億円 -8.1億円
経常利益 -36.9億円 -7.4億円
当期純利益(親会社帰属) -38.3億円 -19.6億円
包括利益 -38.2億円 -19.6億円
1株当たり当期純利益 -85円 -49.19円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2024-12末 2023-12末
総資産 49.7億円 81.7億円
純資産 42.0億円 72.1億円
自己資本比率 78.1% 84.9%
自己資本 38.8億円 69.4億円
1株当たり純資産 84.66円 164.32円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) -70.9% -26.1%
ROA(総資産経常利益率) -56.2% -7.9%
売上高営業利益率 -158.1% -14.5%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー -34.2億円 -1.9億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -3,000,000円 -3.8億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 7.1億円 6.8億円
期末現金及び現金同等物残高 39.6億円 65.2億円

来期予想

2025-01 〜 2025-12

項目 予想 前年比(予想)
売上高 18.6億円 -24.3%
営業利益 -42.6億円
経常利益 -43.5億円
当期純利益 -44.7億円
1株当たり当期純利益 -80.45円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 0円 0円
配当性向:当期 — / 前期 — 純資産配当率:当期 — / 前期 —