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ヘリオス 事業分析

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有価証券報告書(2024-12 期末)・連結

企業解説

1. 企業概要

株式会社ヘリオスは、iPS細胞技術および体性幹細胞技術を用いた再生医薬品の研究・開発・製造を行うバイオベンチャーです。主要な開発パイプラインとして、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)や脳梗塞急性期を対象とした体性幹細胞製品「MultiStem®(HLCM051)」、および固形がんを対象としたiPS細胞由来NK細胞「eNK®細胞」を有しています。

  • 主要製品・サービス: 幹細胞治療薬、iPS細胞由来製品、次世代iPS細胞プラットフォーム「UDC」。
  • 主要顧客: 当連結会計年度において、アステラス製薬子会社のAIRM社(売上比率84.0%)、一般社団法人AND medical group(同10.4%)が主な収益源となっています。
  • 競合環境: 再生医療・細胞療法分野において国内外の製薬大手やバイオスタートアップと競合。特に遺伝子編集技術を用いた次世代iPS細胞分野での技術競争が激化しています。

2. 要点(3行)

  • 売上高はライセンス契約一時金等の増加により5.6億円(前期比361.6%増)と急増したが、デリバティブ評価損14.4億円等の計上により、親会社帰属当期損失は42.3億円へ拡大。
  • 「継続企業の前提に関する重要事象」が注記されており、営業キャッシュ・フローのマイナス(△18.1億円)継続と自己資本比率の14.5%への低下により、資金繰りの不確実性が極めて高い。
  • 米国アサシス社の実質的全資産買収(2024年4月)によるMultiStem®のグローバル権利獲得と、2025年2月の第三者割当増資(約19.5億円)により当面の運転資金を確保したが、希薄化リスクが課題。

3. 業績・収益性のトレンド

  • 売上高: 5.6億円(前期比361.6%増)。アステラス製薬子会社とのRPE細胞製造方法等に関するライセンス契約に基づく一時金3百万米ドルの受領が大きく寄与しました。

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市場ポジション

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業績チャート

成長性の軌跡

● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)

資本効率の解剖

ROE

デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)

還元と評価

■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向

キャッシュフローの質

■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)

財務諸表

経営指標

項目 2020年12月期2021年12月期2022年12月期2023年12月期2024年12月期
連結経営指標等
売上収益 0.3億円 0.4億円 0.9億円 1.2億円 5.6億円
税引前利益又は税引前損失(△) -53.8億円 -44.6億円 -53.3億円 -36.3億円 -40.6億円
当期利益又は当期損失(△):親会社の所有者に帰属 -55.1億円 -49.1億円 -51.7億円 -38.2億円 -42.4億円
当期包括利益:親会社の所有者に帰属 -50.1億円 -61.6億円 -67.3億円 -38.9億円 -41.9億円
親会社の所有者に帰属する持分 78.4億円 86.4億円 43.8億円 38.6億円 20.6億円
総資産額 231.7億円 239.7億円 150.3億円 151.6億円 141.9億円
1株当たり親会社所有者帰属持分 151.82円/株 156.65円/株 69.33円/株 51.73円/株 22.86円/株
基本的1株当たり利益又は損失(△) -107.2円/株 -93.36円/株 -90.67円/株 -56.22円/株 -47.86円/株
希薄化後1株当たり利益又は損失(△) -107.2円/株 -99.51円/株 -90.67円/株 -56.22円/株 -47.86円/株
親会社所有者帰属持分比率 33.9% 36.0% 29.2% 25.4% 14.5%
親会社所有者帰属持分利益率 -54.6% -59.6% -79.4% -92.8% -143.1%
株価収益率
営業活動によるキャッシュ・フロー -39.5億円 -50.9億円 -46.0億円 -28.2億円 -18.2億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -12.2億円 -7.4億円 -9.1億円 -11.2億円 -14.2億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 8.0億円 69.9億円 -25.0億円 33.4億円 0.8億円
現金及び現金同等物 139.2億円 151.3億円 72.5億円 67.2億円 36.7億円
従業員数 11400.0% 11600.0% 7100.0% 6400.0% 6500.0%
平均臨時雇用人員 1900.0% 2700.0% 2600.0% 2000.0% 1900.0%

貸借対照表

項目 前期当期
財政状態計算書
資産 151.6億円 141.9億円
流動資産 76.8億円 42.8億円
非流動資産 74.7億円 99.2億円
資産 151.6億円 141.9億円
負債及び資本 151.6億円 141.9億円
負債 112.9億円 121.1億円
資本 38.7億円 20.8億円
負債及び資本 151.6億円 141.9億円

損益計算書

項目 前期当期
損益計算書
売上収益 1.2億円 5.6億円
売上原価 0.1億円 1.3億円
売上総利益 1.1億円 4.3億円
研究開発費 23.0億円 19.6億円
販売費及び一般管理費 11.8億円 13.7億円
その他の収益 0.0億円 0.6億円
その他の費用 0.0億円 0.0億円
営業損失(△) -33.8億円 -28.4億円
金融収益 4.6億円 3.7億円
金融費用 7.0億円 15.9億円
持分法による投資損失(△) 0.0億円 -0.0億円
税引前当期損失(△) -36.3億円 -40.6億円
法人所得税費用 1.9億円 1.7億円
当期損失(△) -38.1億円 -42.3億円
当期利益(△損失)の帰属
1株当たり当期利益(△損失)

キャッシュフロー計算書

項目 前期当期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー -28.2億円 -18.2億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -11.2億円 -14.2億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 33.4億円 0.8億円
現金及び現金同等物の為替変動による影響 0.8億円 1.1億円
換算差額を加算後の増減額及び換算差額がない場合の増減額に用いる。 -5.2億円 -30.5億円
現金及び現金同等物 67.2億円 36.7億円
現金及び現金同等物 67.2億円 36.7億円