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4631 プライム

DIC株式会社は、印刷インキで世界トップシェアを誇る化学メーカーです。事業は、インキやポリスチレンを扱う「パッケージング&グラフィック」、顔料やヘルスケア食品の「カラー&ディスプレイ」、合成樹脂や電子材料(エポキシ樹脂等)を扱う「ファンクショナルプロダクツ」の3セグメントで構成されています。主要顧客は食品包装、印刷、自動車、電機・電子業界と多岐にわたります。競合環境としては、インキ分野ではグローバルで首位を維持していますが、顔料や樹脂分野では欧米・中国メーカーとの激しい競争にさらされています。

市場ポジション

プライム市場 / 化学

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-23 提出)

収益性

営業利益率

5.0%

≧10%が優良

ROA

4.2%

≧5%が優良

ROE

7.1%

≧10%が優良

ROIC

3.6%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

-1.8%

≧10%が優良

営業利益成長率

17.2%

≧10%が優良

EPS成長率

51.8%

≧10%が優良

3行解説

  1. 利益回復と構造改革の進展: 売上高は1.8%減の1兆522億円となったが、顔料事業の構造改革や半導体向け高付加価値製品の伸長により、営業利益は17.2%増の522億円と大幅増益を達成。
  2. 株主還元の劇的な強化: 中期経営計画「DIC Vision 2030」Phase2に基づき、1株当たり年間配当を前期の100円から200円へ倍増させ、下限120円の設定など、極めて意欲的な還元姿勢を明示。
  3. 事業ポートフォリオの刷新: 低収益な液晶材料事業からの撤退や、AI・半導体・バッテリー分野への資源集中を加速させ、化学メーカーから高機能材料メーカーへの転換を鮮明にしている。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-15 12:00 提出)

進捗

1Q
営業利益
+87.7%
売上高
+7.8%

3行解説

  • AI半導体向けの旺盛な需要やディスプレイ市場の回復により、第1四半期の営業利益は前年同期比87.7%増の245億円と大幅な増益を達成した。
  • ドイツ拠点の負債取崩(58億円)や美術品売却益などの一時的要因も利益を押し上げたが、高付加価値製品の出荷拡大や価格転嫁も着実に寄与している。
  • 持分法適用会社である太陽ホールディングスの全株式売却(約826億円)を決定。経営資源を「スマートリビング」等の重点領域へ集中させる構造改革を加速させている。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-05-15 2026年12月期 第1四半期 +87.7% +11.2% +22.9%
2026-02-16 2025年12月期 通期 +17.2% +0.7% +3.5% -2.9% -10.3%
2025-11-13 2025年12月期 第3四半期 +18.9% +1.6% +0.7% -1.6% -9.5%
2025-08-08 2025年12月期 第2四半期 +22.9% +1.3% +6.6% +16.5% +15.1%
2025-05-15 2025年12月期 第1四半期 +54.0% +2.8% +1.6% +3.3% +4.4%
2025-02-12 2024年12月期 通期 +148.1% +0.2% -3.1% -5.1% -13.7%