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東京インキ 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 本業の収益性が急改善: 売上高は前期比6.6%増の468億円、営業利益は70.3%増の13.1億円と大幅伸長。価格改定の進捗とインキ事業の事業承継が寄与した。
  • 経常利益は一過性要因で減益も、純利益は過去最高水準: 米国子会社での運用損8億円計上で経常利益は28.5%減の7億円。一方で、政策保有株式の売却益8.3億円等により、純利益は33.9%増の11.8億円へ。
  • 株主還元の劇的な強化: 今期配当を100円から190円へ大幅増配し、次期は210円を予想。DOE1.0%以上かつ配当性向40%以上の新方針を掲げ、資本効率向上への強い姿勢を示した。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の通期実績は以下の通りです。

  • 売上高: 468.1億円(前期比+6.6%)
  • 営業利益: 13.1億円(前期比+70.3%)
  • 経常利益: 7.0億円(前期比▲28.5%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 11.8億円(前期比+33.9%)

進捗と勢いの変化: 期末決算のため通期計画(修正後)に対する着地を確認すると、営業利益・純利益ともに堅調に推移しました。特に営業利益率は1.8%から2.8%へ向上しており、原材料高を価格転嫁で克服する力が強まっています。次期(2026年3月期)は、今期の米国での一過性損失がなくなるため、経常利益は14.5億円(前期比105.4%増)とV字回復を見込んでいます。

3. セグメント別のモメンタム

  • インキ事業(勢い:強): 売上高163.4億円(前年比+12.5%)、セグメント利益5.6億円(同+95.3%)。(株)T&K TOKAからのグラビアインキ事業承継が本格寄与し、大幅な増収増益を牽引しました。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 468.1億円 +6.6% 439.2億円
営業利益 13.1億円 +70.3% 7.7億円
経常利益 7.0億円 -28.5% 9.9億円
当期純利益(親会社帰属) 11.8億円 +33.9% 8.8億円
包括利益 9.7億円 -58.6% 23.4億円
1株当たり当期純利益 444.91円 335.78円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 508.3億円 524.7億円
純資産 298.3億円 294.0億円
自己資本比率 58.3% 55.7%
自己資本 296.3億円 292.1億円
1株当たり純資産 11,382.68円 10,982.28円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 4.0% 3.1%
ROA(総資産経常利益率) 1.4% 2.0%
売上高営業利益率 2.8% 1.8%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 22.8億円 19.9億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -11.8億円 -12.8億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -12.5億円 -4.0億円
期末現金及び現金同等物残高 37.0億円 37.3億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 460.0億円 -1.7%
営業利益 13.0億円 -0.7%
経常利益 14.5億円 +105.4%
当期純利益 13.0億円 +10.1%
1株当たり当期純利益 512.19円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 40円 60円
期末 60円 130円
配当性向:当期 42.7% / 前期 29.8% 純資産配当率:当期 1.7% / 前期 0.9%