株式会社オリエンタルランド(OLC)は、米国ウォルト・ディズニー・ディズニー・エンタプライゼズ・インクとのライセンス契約に基づき、「東京ディズニーランド(TDL)」および「東京ディズニーシー(TDS)」を中核とする東京ディズニーリゾートを運営する国内レジャー産業の筆頭企業です。
- 事業内容: テーマパーク事業(売上の約81%)、ホテル事業(約16%)、その他事業(イクスピアリ、モノレール等)で構成。
- 主要製品・サービス: アトラクション、飲食・商品の販売、ディズニーブランドホテルの宿泊提供。
- 主要顧客: 国内外の一般レジャー客。インバウンド(訪日外国人客)の回復が顕著。
- 競合環境: 他の大型テーマパーク(USJ等)との競争はあるものの、強力なIP(知的財産)と都心に近い立地、広大な自社所有地という圧倒的な参入障壁を有しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
25.3%
≧10%が優良
ROA
12.3%
≧5%が優良
ROE
12.9%
≧10%が優良
ROIC
9.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
9.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
4.0%
≧10%が優良
EPS成長率
3.0%
≧10%が優良
3行解説
- 新エリア効果による増収: TDSの新テーマポート「ファンタジースプリングス(FS)」の開業や訪日客増により、売上高は6,793億円(前年比9.8%増)と過去最高を更新。
- 投資加速と利益成長のバランス: FS開業に伴う人件費や諸経費の増加で営業利益は1,721億円(同4.0%増)と微増に留まるが、ホテル事業が利益を大幅に牽引。
- 新事業への大型投資: 2028年度就航予定のクルーズ事業(予算約3,300億円)や既存アトラクション刷新など、成長持続に向けた4,000億円超の投資計画を推進。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-04-28 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 387.7億円 / 予想: 1600.0億円
+16.3%
売上高
実績: 1637.5億円 / 予想: 6933.5億円
+10.3%
2Q
営業利益
実績: 682.4億円 / 予想: 1600.0億円
+8.0%
売上高
実績: 3161.9億円 / 予想: 6933.5億円
+6.4%
3Q
営業利益
実績: 1414.1億円 / 予想: 1600.0億円
+4.8%
売上高
実績: 5302.3億円 / 予想: 6933.5億円
+5.0%
通期
営業利益
実績: 1684.1億円 / 予想: 未開示
-2.1%
売上高
実績: 7045.4億円 / 予想: 未開示
+3.7%
3行解説
- 売上高は過去最高を更新: 新テーマポート「ファンタジースプリングス」の通期稼働により、売上高は前期比3.7%増の7,045億円と過去最高を記録。
- 増収減益の着地: ゲスト1人当たり売上高や客室単価は上昇したものの、人件費や諸経費の増加が重石となり、営業利益は前期比2.1%減の1,684億円となった。
- 新規事業「クルーズ事業」へ本格着手: 2028年度の就航を目指し、100%子会社「株式会社オリエンタルランド・クルーズ」を2026年4月に設立。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-28 | 2026年3月期 通期 | -2.1% | +1.0% | — | — | — |
| 2026-01-29 | 2026年3月期 第3四半期 | +4.8% | +0.1% | -3.1% | -8.2% | -3.7% |
| 2025-10-30 | 2026年3月期 第2四半期 | +8.0% | -0.6% | -12.2% | -17.1% | -21.2% |
| 2025-07-30 | 2026年3月期 第1四半期 | +16.3% | -1.6% | +1.3% | +7.4% | +6.0% |
| 2025-04-28 | 2025年3月期 通期 | +4.0% | +2.1% | +4.1% | -3.4% | -0.6% |
| 2025-01-30 | 2025年3月期 第3四半期 | -4.7% | +0.3% | -6.6% | -14.8% | -15.7% |
有価証券報告書
2025-06-26 有価証券報告書-第65期(2024/04/01-2025/03/31)