短信要約
1. 要点(3行)
- 親会社からの離脱と資本構成の激変: 2024年5月にNTTデータグループから約60億円の自己株式取得を行い離脱。これに伴う短期借入金25億円の計上と、自己資本比率の急低下(85.9%→43.6%)が最大のトピック。
- 戦略的減収減益と質的転換: スポット的な低採算案件からの撤退や、離脱に伴う一過性コスト(アドバイザリー費用、システム構築費)により減益だが、サブスク型の「コア売上」は前年同期比2.4%増と着実に成長。
- EPS(1株当たり利益)の向上: 純利益は前年比25.7%減ながら、大規模な自己株式消却・取得による発行済株式数の減少(約826万株→約418万株)により、1株当たり四半期純利益は91.17円(前年同期は68.67円)へ実質的に向上。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期 第3四半期累計の業績は以下の通りです。
- 売上高: 39.61億円(前年同期比 4.8%減)
- 営業利益: 6.40億円(同 21.0%減)
- 経常利益: 6.27億円(同 25.0%減)
- 四半期純利益: 4.21億円(同 25.7%減)
通期計画に対する進捗率と勢い:
- 売上高進捗率:74.7%(前年同期は78.5%)
- 営業利益進捗率:72.7%(前年同期は92.0%) 前年同期と比較すると進捗はスローに見えますが、これは当初から織り込み済みのNTTデータ離脱に伴う一時費用や、採用コストの増加が要因です。利益率に関してはQ1(14.8%)→Q2(15.4%)→Q3(16.2%)と四半期を追うごとに改善傾向にあります。
3. セグメント別のモメンタム
主力である「XNETサービス」が売上の99.9%を占めています。
- アプリケーションサービス(堅調): 売上28.6億円(前年比0.1%減)。大手損保や地域金融機関向けが底堅く推移し、導入社数も拡大。
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今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 39.6億円 | -4.8% | 41.6億円 |
| 営業利益 | 6.4億円 | -21.0% | 8.1億円 |
| 経常利益 | 6.3億円 | -25.0% | 8.4億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 4.2億円 | -25.7% | 5.7億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 91.17円 | — | 68.67円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2024-12末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 63.4億円 | 99.1億円 |
| 純資産 | 27.6億円 | 85.2億円 |
| 自己資本比率 | 43.6% | 85.9% |
| 自己資本 | 27.6億円 | 85.2億円 |
通期予想
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 53.0億円 | -4.5% |
| 営業利益 | 8.8億円 | -17.5% |
| 経常利益 | 8.5億円 | -22.8% |
| 1株当たり当期純利益 | 126.23円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 15円 | 22.5円 |
| 期末 | 15円 | 22.5円 予想 |
| 年間合計 | 30円 | 45円 予想 |