サイボウズ株式会社は、チームワークを支えるグループウェアの開発・販売を主軸とするソフトウェアメーカーです。主力製品として、ノーコード・ローコードツール「kintone(キントーン)」のほか、「サイボウズ Office」「Garoon(ガルーン)」、メール共有ソフト「メールワイズ」を展開しています。
- 主要製品・サービス: 売上の9割以上をクラウドサービスが占めており、特に「kintone」が成長を牽引しています。
- 主要顧客: 中小企業から大企業、地方自治体まで幅広く、国内契約社数は7万社、360万人以上のユーザーを抱えています。
- 競合環境: Microsoft 365やGoogle Workspaceなどのグローバルベンダー、および国内のSaaSベンダーと競合しますが、高いカスタマイズ性と日本独自の業務慣習への適合性で差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-27 提出)収益性
営業利益率
27.0%
≧10%が優良
ROA
39.4%
≧5%が優良
ROE
48.1%
≧10%が優良
ROIC
38.5%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
26.1%
≧10%が優良
営業利益成長率
106.5%
≧10%が優良
EPS成長率
104.3%
≧10%が優良
3行解説
- 過去最高益の更新: 売上高は前期比26.1%増の374.3億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同99.2%増の70.8億円と、価格改定や「kintone」の好調により利益がほぼ倍増した。
- 極めて高い収益性: 自己資本利益率(ROE)は48.1%という驚異的な水準に達し、自己資本比率も59.1%(前期は55.2%)へ向上、成長性と財務健全性を両立している。
- 戦略的投資の加速: 2028年12月期の連結売上高509億円達成に向け、エンタープライズ事業本部を新設。また、地域DX推進の拠点としてプロバスケットボールチーム運営会社を連結子会社化した。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 30.1億円 / 予想: 105.1億円
+15.3%
売上高
実績: 102.5億円 / 予想: 421.7億円
+17.0%
3行解説
- クラウドサービスの契約社数が7万社を突破し、売上高は前年同期比17.0%増の102億46百万円と増収基調を維持。
- 広告宣伝や研究開発への積極投資によるコスト増をこなし、営業利益は同15.3%増の30億14百万円で着地。
- 決算発表と同時に、発行済株式総数の6.5%、30億円を上限とする大規模な自己株式取得を発表。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年12月期 第1四半期 | +15.3% | — | — | — | — |
| 2026-02-12 | 2025年12月期 通期 | +106.5% | -1.5% | -0.8% | +2.2% | — |
| 2025-11-13 | 2025年12月期 第3四半期 | +131.6% | -3.4% | +0.3% | -9.6% | -20.2% |
| 2025-08-08 | 2025年12月期 第2四半期 | +129.8% | -4.6% | -8.0% | -17.5% | -29.2% |
| 2025-05-14 | 2025年12月期 第1四半期 | +99.5% | -0.2% | +1.4% | +14.2% | +21.8% |
| 2025-02-13 | 2024年12月期 通期 | +44.1% | -0.5% | +10.3% | -1.6% | +13.2% |
有価証券報告書
2026-03-27 有価証券報告書-第29期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-28 有価証券報告書-第28期(2024/01/01-2024/12/31)