室町ケミカル株式会社(E36350)は、1917年創業の老舗化学メーカーです。「医薬品」「健康食品」「化学品」の3事業を軸に展開しています。
- 医薬品事業: 医薬品原薬(API)の合成・精製、および海外原薬の輸入販売。高カリウム血症改善薬や抗凝固薬の原薬が主力。
- 健康食品事業: スティックゼリー等の受託製造(ODM)が中心。※2026年5月期までの撤退を決定。
- 化学品事業: イオン交換樹脂や分離膜の販売・加工。半導体分野や水処理装置向けが主力。
- 主要顧客: 不二化学薬品株式会社(売上比率11.4%)など。
- 競合環境: 原薬商社としての調達力と、メーカーとしての合成技術を併せ持つ独自のポジションを構築しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-05 期末、2025-08-26 提出)収益性
営業利益率
6.5%
≧10%が優良
ROA
8.4%
≧5%が優良
ROE
10.2%
≧10%が優良
ROIC
7.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
4.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
2.5%
≧10%が優良
EPS成長率
-27.6%
≧10%が優良
3行解説
- 2025年5月期は売上高66.5億円(前期比4.5%増)、経常利益4.3億円(同0.5%増)と増収を確保。
- 赤字の足かせとなっていた健康食品事業からの撤退を断行し、約0.8億円の減損損失を計上したことで純利益は2.4億円(同26.9%減)となった。
- 新中期経営計画「2028」を策定。収益性の低い事業を整理し、半導体関連の化学品と高付加価値な原薬製造にリソースを集中させる構造改革の局面にある。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-05 第3四半期 、2026-04-14 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.7億円 / 予想: 3.6億円
-14.9%
売上高
実績: 17.9億円 / 予想: 71.0億円
+16.0%
2Q
営業利益
実績: 3.5億円 / 予想: 5.5億円
+126.6%
売上高
実績: 36.8億円 / 予想: 75.0億円
+24.1%
3Q
営業利益
実績: 5.5億円 / 予想: 7.0億円
+59.2%
売上高
実績: 56.5億円 / 予想: 77.0億円
+16.8%
3行解説
- 売上高が前年同期比16.8%増、営業利益が同59.1%増と大幅な増収増益を達成。
- 医薬品事業の輸入原薬販売と、化学品事業の半導体・電力業界向け自社加工品が好調に推移し、利益を牽引。
- 業績の進捗が想定を上回ったことから、通期業績予想および配当予想を上方修正した。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-14 | 2026年5月期 第3四半期 | +59.2% | -5.4% | -0.4% | — | — |
| 2026-01-14 | 2026年5月期 第2四半期 | +126.6% | +1.0% | +17.3% | +22.9% | +29.5% |
| 2025-10-15 | 2026年5月期 第1四半期 | -14.9% | -1.6% | -2.6% | -6.4% | +2.0% |
| 2025-07-14 | 2025年5月期 通期 | +2.6% | +1.6% | -12.8% | -19.9% | -22.2% |
| 2025-04-14 | 2025年5月期 第3四半期 | +36.1% | -0.6% | +12.1% | +4.1% | -5.1% |
| 2025-01-14 | 2025年5月期 第2四半期 | +33.9% | +3.7% | -3.2% | -2.8% | -13.3% |
有価証券報告書
2025-08-26 有価証券報告書-第79期(2024/06/01-2025/05/31)