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レナサイエンス 事業分析

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有価証券報告書(2025-03 期末)・非連結

企業解説

1. 企業概要

株式会社レナサイエンスは、東北大学発の創薬バイオベンチャーであり、加齢関連疾患(がん、糖尿病、呼吸器疾患、循環器疾患)や女性・小児の未充足の医療ニーズに対するソリューション開発を主軸としています。

  • 事業内容: 医薬品、医療機器、人工知能(AI)を活用したプログラム医療機器(SaMD)の研究開発。
  • 主要製品・パイプライン: PAI-1阻害薬「RS5614」(慢性骨髄性白血病、悪性黒色腫などの治験が進行中)、更年期障害治療薬「RS8001」、ディスポーザブル極細内視鏡「RS9001」、維持血液透析支援AIなど。
  • 主要顧客: 国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)が収益の28.4%、ニプロ株式会社が22.6%、国立大学法人大阪大学が16.5%を占めます。
  • 競合環境: 国内外の製薬企業やバイオベンチャーと競合しますが、大学との強固なネットワークと「医師主導治験」を多用する効率的な開発モデルで差別化を図っています。

2. 要点(3行)

  • 最終利益の黒字化: 債務免除益3.03億円等の特別利益計上により、当期純利益は1.13億円と初の黒字を達成したが、本業の営業損益は依然として赤字(△1.78億円)。
  • 主要パイプラインの進展: 慢性骨髄性白血病および悪性黒色腫の第Ⅲ相試験が進行中で、糖尿病治療支援AIのPOC取得など、SaMD領域でも実用化に近い成果が出ている。
  • 極めて高い自己資本比率: 91.9%という高い財務健全性を維持し、17.99億円の現預金を保有しているが、営業キャッシュ・フローは△1.76億円と流出が続いている。

3. 業績・収益性のトレンド

  • 事業収益: 1.32億円(前年同期比31.7%減)。前年度にあった契約一時金等の剥落が要因ですが、AMEDからの受託研究収入やニプロ、東レ・メディカルからのマイルストーン収入を確保しています。

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  • 🔒 業績・収益性のトレンド
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市場ポジション

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業績チャート

成長性の軌跡

● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)

資本効率の解剖

ROE

デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)

還元と評価

■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向

キャッシュフローの質

■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)

財務諸表

経営指標

項目 2021年03月期2022年03月期2023年03月期2024年03月期2025年03月期
提出会社の経営指標等
事業収益 2.1億円 1.4億円 1.0億円 1.9億円 1.3億円
経常利益又は経常損失(△) -0.9億円 -2.4億円 -3.3億円 -2.5億円 -1.8億円
当期純利益又は当期純損失(△) -1.0億円 -2.5億円 -3.4億円 -2.6億円 1.1億円
持分法を適用した場合の投資利益又は投資損失(△)
資本金 0.9億円 10.4億円 10.4億円 10.4億円 10.4億円
発行済株式総数 32,830株 12,711,700株 12,711,700株 12,711,700株 12,711,700株
純資産額 5.6億円 22.0億円 18.7億円 16.1億円 17.2億円
総資産額 10.7億円 24.4億円 22.7億円 20.9億円 18.7億円
1株当たり純資産額 57.01円/株 173.14円/株 146.72円/株 126.4円/株 135.32円/株
1株当たり配当額
1株当たり中間配当額
1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) -10.19円/株 -22.33円/株 -26.42円/株 -20.32円/株 8.92円/株
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
自己資本比率 52.6% 90.3% 82.0% 76.9% 91.9%
自己資本利益率 6.8%
株価収益率 11740.0%
配当性向
営業活動によるキャッシュ・フロー -0.9億円 -2.3億円 -2.8億円 -2.3億円 -1.8億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -0.0億円 -0.0億円 0.0億円 -0.0億円 3.8億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 1.4億円 15.9億円 1.1億円 0.5億円 -0.5億円
現金及び現金同等物の残高 6.4億円 20.1億円 18.3億円 16.5億円 18.0億円
従業員数 700.0% 400.0% 300.0% 400.0% 300.0%
平均臨時雇用人員 100.0% 100.0% 100.0% 100.0%
株主総利回り 100.4% 85.4% 235.0%
株価指数における総利回り 96.4% 93.8% 83.7%

貸借対照表

項目 前期当期
貸借対照表
資産の部
流動資産 20.9億円 18.7億円
固定資産 0.0億円 0.0億円
資産 20.9億円 18.7億円
負債の部
流動負債 1.3億円 1.5億円
固定負債 3.6億円
負債 4.8億円 1.5億円
純資産の部
株主資本 16.1億円 17.2億円
純資産 16.1億円 17.2億円
負債純資産 20.9億円 18.7億円

損益計算書

項目 前期当期
損益計算書
事業収益 1.9億円 1.3億円
事業原価 0.3億円 0.0億円
売上総利益又は売上総損失(△) 1.7億円 1.3億円
事業費用 4.2億円 3.1億円
営業利益又は営業損失(△) -2.5億円 -1.8億円
営業外収益 0.0億円 0.0億円
営業外費用 0.0億円
経常利益又は経常損失(△) -2.5億円 -1.8億円
特別利益 3.2億円
特別損失 0.0億円 0.0億円
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) -2.6億円 1.4億円
法人税、住民税及び事業税 0.0億円 0.3億円
法人税等 0.0億円 0.3億円
当期純利益又は当期純損失(△) -2.6億円 1.1億円

キャッシュフロー計算書

項目 前期当期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー -2.3億円 -1.8億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -0.0億円 3.8億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 0.5億円 -0.5億円
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) -1.9億円 1.5億円
現金及び現金同等物の残高 16.5億円 18.0億円
現金及び現金同等物の残高 16.5億円 18.0億円