短信要約
1. 要点(3行)
- 前期に計上した契約一時金等の剥落により、2024年12月期の売上高は「ゼロ」となり、8.36億円の営業損失を計上。
- ALS治療薬の第Ⅲ相試験準備や脊髄損傷パイプラインの独占実施権取得など、研究開発投資を4.51億円(前年同期比76.8%増)へ大幅拡大。
- 2025年12月期も売上高ゼロ、純損失13.81億円と赤字幅拡大を予想。手元資金22.68億円の範囲内で開発を加速させる「先行投資型」の決算。
2. 直近の業績と進捗率
2024年12月期の通期実績は以下の通りです。
- 売上高: 0円(前期は10.00億円)
- 営業利益: △8.36億円(前期は3.66億円の黒字)
- 経常利益: △8.36億円(前期は3.44億円の黒字)
- 当期純利益: △8.46億円(前期は2.60億円の黒字)
進捗率と勢いの変化: バイオベンチャー特有の「マイルストーン依存型」の収益構造であり、前期(2023年12月期)に大型の契約一時金を計上した反動で、今期は売上・利益ともに大幅な減益(赤字転落)となりました。計画に対する進捗という点では、収益の見込みがない中で研究開発費が想定通りに推移しており、実質的には開発の「加速」局面にあると言えます。
3. セグメント別のモメンタム
医薬品研究開発の単一セグメントですが、主要パイプラインの勢いは以下の通りです。
- iPS創薬事業(勢い:維持): ALS(筋萎縮性側索硬化症)治療薬について、アルフレッサ ファーマとの検証的治験(第Ⅲ相)に向けた準備を継続。FTDやHDに関する研究成果も国際学会で発表しており、開発パイプラインの質的向上を図っています。
続きで読める項目(スタンダードプラン以上)
- 🔒 直近の業績と進捗率
- 🔒 セグメント別のモメンタム
- 🔒 予想の修正と背景
- 🔒 キャッシュフローと財務の急変
- 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
- 🔒 懸念点と不確実性
- 🔒 総評
上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2024-01 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-01 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | — | -100.0% | 10.0億円 |
| 営業利益 | -8.4億円 | — | 3.7億円 |
| 経常利益 | -8.4億円 | — | 3.4億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | -8.5億円 | — | 2.6億円 |
| 1株当たり当期純利益 | -72.94円 | — | 25.42円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | 23.07円 |
財務状態
| 項目 | 2024-12末 | 2023-12末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 23.5億円 | 33.1億円 |
| 純資産 | 22.6億円 | 31.0億円 |
| 自己資本比率 | 96.0% | 93.7% |
| 自己資本 | 22.6億円 | 31.0億円 |
| 1株当たり純資産 | 194.6円 | 267.55円 |
収益性指標
| 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| ROE(自己資本当期純利益率) | -31.6% | 11.7% |
| ROA(総資産経常利益率) | -29.5% | 14.7% |
| 売上高営業利益率 | — | 36.6% |
キャッシュ・フロー
| 項目 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | -9.8億円 | 4.5億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | -14,000,000円 | -11,000,000円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | — | 14.9億円 |
| 期末現金及び現金同等物残高 | 22.7億円 | 32.7億円 |
来期予想
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 営業利益 | -13.7億円 | — |
| 経常利益 | -13.7億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | -119.07円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 0円 | 0円 |
| 年間合計 | 0円 | 0円 |
配当性向:当期 — / 前期 —
純資産配当率:当期 — / 前期 —